# ページ49
『…何となく分かった。
いや、本当は全然分かってない。でも反乱軍って奴らに狙われていた事とか。』
BK「そ。だから俺の国に一旦帰って、Aを隠す。」
本当は身売り小屋の時点で地上へと連れて行こうとしたが、反乱軍に買い取られてしまったため計画は中断したらしい。
BK「あのおっさん、有名な人攫いのオーナー。
地上の仲間に買い取らせようと思ったら、思いの他みんなが頑張るからさ。笑
Aは、ああ言っておけば皆んなには秘密にしておくだろうと思ったし。」
ベクを１つも疑わなかった私が悪い。
『…皆んなはどうなるの。』
BK「コイツらとは、任務の為の付き合いだったけど。
…楽しかったよ。」
少し表情が曇ったように見えたのも演技だろうか。
BK「皆んなは良い身体持ってるから、国の研究施設に入れるよ。」
ドンッ
CY「成る程ね。」
BK「…っ！」
『チャニョルっ！！』
瞬く間にベクを壁に押し付けた。
BK「いつ気付いたっ？！」
CY「身売り小屋でAを救出した時。」
監 禁場所の鍵穴、ピッキングの跡が無かった。
ベクなら鍵をくすねる事は容易いと踏んでた。
無線のタイミング。
俺たちが到着してからAの救出の無線が入るまで約10分。
俺たちに無駄な時間を取らせたかったから。
ゴミ山の隠し扉。
南京錠が付いているってことは、地下側の人間が開けてやらなきゃ開かない。地下には隠れてる敵が居たってことだ。
CY「怪しいと思い出せば、他にも色々あった。
だからさっき休憩の時にベクから手渡されたお茶に口を付けなかった。」
…あ、この小さな上昇する部屋に入る前。
確かにベクがお茶を配ってた。
CY「ただ聞きたいっ！！」
チャニョルは声を荒げた。
CY「俺は親友だと思ってたっ！
…お前は家族を、俺をどう思ってたんだよっ！！」
チャニョルの目から雫が溢れた。
BK「俺、お前のそーゆーとこ…嫌いだわ。」
チンッ
扉が開き始めた。
ボロボロの私たちを待って居たのは、
姿形、全て同じ女の人の群勢。
女の人がチャニョルに機械を押し当てるとチャニョルは気絶。
来る、と思ったら次はベクに機械を押し当てていた。
BK「は？なんで…」
混乱し過ぎた頭には
状況が追いつけ無かった。
「A様、オ連レシマス。」
女の人の声は人間の声とは思えない不自然なもの。
倒れている皆んなを見ながら
私は建物の奥へと連れて行かれた。
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でおらいと。(プロフ) - ぱらちゃんさん» ぱらちゃんさん、はじめまして♪コメントありがとうございます！この世界観、読んで下さる人付いて来れるかな〜、、とめちゃくちゃ心配だったもので笑 ぱらちゃんさんのコメで熱が伝わりました！笑 お陰でやる気がもっと出てきましたので、楽しみに待っていてください♪ (2018年2月2日 14時) (
レス) id: b33c4c399c (このIDを非表示/違反報告)
ぱらちゃん(プロフ) - なんと言ったらいいのかわからないんですが、とにかく大好きな作品です！次回の更新とっっても楽しみです。長々と失礼しました！笑 (2018年2月2日 3時) (レス) id: 6e60babd81 (このIDを非表示/違反報告)
ぱらちゃん(プロフ) - はじめまして。本当に面白すぎます。今まで読んだことない設定で斬新でめちゃくちゃワクワクドキドキします。1ページ1ページ緊張します！でおらいとさんみたいな語彙力がないので興奮を上手く伝えることが出来ず、もどかしいです笑 (2018年2月2日 3時) (レス) id: 6e60babd81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：でおらいと。 | 作成日時：2018年1月11日 12時
