#捜索 ページ23
『ねぇっ！！チェンは？！
…チェンはどこにいるのっ！！』
目覚めた場所はレイの部屋だった。
本当なら隣に寝ている筈のチェンの姿が見当たらない。
私よりも大怪我を負っていたのに。
側で看病してくれたスホに
「チェンの行方を知らないか。」
と聞かれて、はっとした。
あのゴミ山の割れ目の下しか考えられない。
ゴミ山に行くと言うと、リーダーから静止を食らった。
そこにやって来たのがディオだった。
DO「いいさ。自分の目で確かめないと気が済まないんだろ。…トロッコを出す。」
ー
ガコン…ガコン…
トロッコに乗ったのは何時ぶりだろう。
ここのジトっとした空気を切りながら暫く走った。
DO「…トロッコは遅いな。Aの犬より。」
全て私のせいだ。
ゴミ山に着くと私は絶句した。
家族がみんなして汗と泥にまみれながら
チェンの捜索を行っていた。
チェンの姿は見つからなかった。
私は何も出来ぬまま、ただ見守ることしか出来なかった。
ーー
LY「チェンの血液と一致したよ。」
セフンの話によると、落下したとされる場所から私が発見された場所まで血痕があったが、そこでピタリと止まっていたと言う。
私が最後に見た時には、確かに横に居たのに。
ー
ー
ー
DO「今日は疲れたでしょ。もう休みなよ。」
『ねぇ、どうして誰も私を責めないの。』
DO「…」
ーーー(なぁ、Aにどうしても見つけてあげたい物がある。みんなにも手伝って欲しい…)
DO「…起きてしまった事は後悔してもしょうがない。なら、これからをどうするか考えろ。」
『…これから。』
…しばらくしてゴミ山の地下空洞は埋め固められた。地盤が不安定のままではゴミ山の負担も、回収の安全性も危うかったからだ。
次は絶対に私が見つけ出すから。
最後に見たチェンの顔を思い出しながら
ただ埋められていく穴を見ていた。
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でおらいと。(プロフ) - ぱらちゃんさん» ぱらちゃんさん、はじめまして♪コメントありがとうございます！この世界観、読んで下さる人付いて来れるかな〜、、とめちゃくちゃ心配だったもので笑 ぱらちゃんさんのコメで熱が伝わりました！笑 お陰でやる気がもっと出てきましたので、楽しみに待っていてください♪ (2018年2月2日 14時) (
レス) id: b33c4c399c (このIDを非表示/違反報告)
ぱらちゃん(プロフ) - なんと言ったらいいのかわからないんですが、とにかく大好きな作品です！次回の更新とっっても楽しみです。長々と失礼しました！笑 (2018年2月2日 3時) (レス) id: 6e60babd81 (このIDを非表示/違反報告)
ぱらちゃん(プロフ) - はじめまして。本当に面白すぎます。今まで読んだことない設定で斬新でめちゃくちゃワクワクドキドキします。1ページ1ページ緊張します！でおらいとさんみたいな語彙力がないので興奮を上手く伝えることが出来ず、もどかしいです笑 (2018年2月2日 3時) (レス) id: 6e60babd81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：でおらいと。 | 作成日時：2018年1月11日 12時
