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「ごめん哲人。さっきのは違くて、その、哲人が嫌とかじゃなくって」
「犬のくせに盛って、キモいんやろ」
「違う！」
大きな声でそう言うと、
ゆっくりと哲人がこちらを振り向いた。
「気持ち悪いとか、そうじゃなくて、」
「……」
「て、哲人がシェリーちゃんのことばっかり考えてるから、嫌になったの…」
つまり嫉妬だ。
飼い主のわたしじゃなくて、よその犬に恋してその子の元に行きたがってる哲人が嫌だったんだ。
なんでわたしじゃないのって、
多分ほんとは思ってた。
哲人の顔なんか当然見れず
俯きながらぽつぽつと本心を告げると、
突然ぎゅっと強く抱きしめられた。
わたしと同じシャンプーの匂いが鼻をかすめる。
「哲人…？」
「あー…、なんでそんなかわええ事言うん」
「え？」
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Sol(プロフ) - すごく面白いです！哲人視点ver見てみたいです！！ (2021年10月9日 6時) (
レス) @page36 id: 11f64c7a6d (このIDを非表示/違反報告)
なずな - うちの猫が物の怪になりましてに似てますね (2018年5月16日 18時) (レス) id: be3a2a0e56 (このIDを非表示/違反報告)
麗奈(プロフ) - 失礼します！勇人さんバージョンお願いしたいです！ (2017年9月14日 3時) (レス) id: 74c830a39c (このIDを非表示/違反報告)
かず - これはおもしろい！続きが読みたいです。 (2017年5月31日 11時) (レス) id: ddabd1d113 (このIDを非表示/違反報告)
まい - お疲れさまでした〜！最後まで面白くて、かわいいほのぼのしたお話でしたね！楽しく読ませて頂きました！続編希望です笑笑 (2017年5月12日 19時) (レス) id: 1e9bd9338b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひろた | 作成日時：2017年3月29日 23時
