４３★ ページ43
習慣というのは恐ろしく…
なかなか寝付けなくて寝不足なのにアラームをセットしてなくても、いつもの時間に目が覚めた。
世間はお休みの日曜も、俺には忙しい曜日のひとつで。
腕の中でこの天使の寝顔を見るのは、ガキの頃以外で二回目。
でも…
俺のモノってなるとこんなに違って見える。
「かわい…天使以上だ…。」
カーテンの隙間からの朝日がAにキラキラ降り注いでる事によって本当に天から降りてきたんじゃないかって錯覚するくらい綺麗で可愛い。
もう誰にも遠慮する事ないから、目一杯愛でさせて頂きます。
とりあえず…
おはようのキスから…。
おでこにチュッ…
鼻先にチュッ…
両方のほっぺにチュッチュッってして、最後に唇にチュッとすると…
「…ん…じゅ…？」
ゆっくりと瞼が上がってく。
「Aはやっぱり俺のお姫様だね。」
俺のキスで目を覚ましてくれた。
もう一回唇にチュッってすると、寝ぼけてんのかゆるゆると笑う。
あぁ〜…何コレ…
可愛い過ぎるでしょ？
「かわい。」
ギュ〜ッて抱きしめると、俺の肌に直に感じるAの柔らかさ。
頭も身体も心もAでいっぱい。
俺の全部が幸せいっぱい。
「ねぇ？A？」
「ん〜？」
「いつ入籍する？Aの誕生日まで待ってもいいけど、俺はできるだけ早くしたい。」
「………はっ？！何？！」
俺の胸にゴロゴロして甘えてたAがパッと顔を上げて。
「え？だから入籍。」
小さく口を開けたままポカーンとしてる。
「え？Aはそのつもりじゃなかったの？」
「だって昨日…付き合い始めて…。」
「うん。でも俺は『俺のお嫁さんとして側にいて欲しい』って言ったよね？」
「…。」
真顔のまましばらく無言で見つめ合ってたけど、Aがにっこり笑って、
「毎日、潤のケーキ食べられるのって幸せね？」
って言ってくれて。
「毎日、Aの為だけのケーキも作るから。」
Aの好みは熟知してるしな。
「嬉し。」
本当に嬉しそうに笑ってくれるから、あまりに可愛くてもう色々なとこが爆発寸前で。
「A？」
「うん？」
「ママちゃんが既成事実をお望みで。」
「え？」
「和にもらったの使い切っちゃったし…いいよね？」
「え？何がいいのかさっぱりなんだけど！」
「ん〜…Aはただ俺に目一杯愛されてればいいって事だよ。」
一生ね？
ゴロンとAの上に移動して、反論される前に唇を塞いだ。
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とも(プロフ) - やったネ潤くん(*^^*)途中櫻井くんが出てきちゃった時にはちょー焦ったｗｗｗ一途な潤くんの悲しむ所は見たくないって念じながら拝読しましたｗｗｗ良かった！！幼馴染想いのかずくんもステキでした♪ (2018年11月4日 16時) (
レス) id: a1c0ba5bbc (このIDを非表示/違反報告)
なるちゃん(プロフ) - すごくおもしろかったー！キュンキュンきた〜〜！ (2018年6月25日 9時) (レス) id: a1fe1fb9b8 (このIDを非表示/違反報告)
大宮譲(プロフ) - 読ませて頂きました！Ｊにｷｭﾝｷｭﾝしちゃいました(///ω///)♪ニノちゃんのお姉ちゃんとJ想いな部分にもキャーってなりました(///ω///)♪最高！楽しかったです！ありがとうございました！ (2018年4月18日 11時) (レス) id: bae0b2e4bb (このIDを非表示/違反報告)
嵐love(プロフ) - 読みました。短いストーリーだったけど主人公ちゃんに激甘の潤君が凄く出てきてキュンキュンしました。(///ω///)♪私的には、少し櫻井君が可哀想だけど潤君と結ばれて良かったです。姉貴想いのニノも好きです。読んだからケーキが食べたくなりました。f(^_^) (2016年3月16日 9時) (レス) id: 124a98dc04 (このIDを非表示/違反報告)
しおなな(プロフ) - さやさん» きっと彼はニヒルじゃなくてそれこそ天使の笑顔でいる事でしょうね。幸せで羨ましい(笑)そしていつも嬉しいお言葉ありがとうございました。また次作でもコメ欄に遊びに来て頂けると嬉しいです。 (2016年3月10日 18時) (レス) id: 5482a94483 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しおなな
| 作成日時：2016年1月17日 20時
