１９★ 〜N〜 ページ19
あらまぁ…
いつになくいいオトコをお連れなバカ姉貴。
「ちょっと！潤！」
「A…いい匂いがする。」
姉貴に後ろから抱きつき首筋に顔を埋めクンクン匂いを嗅いでいる変態潤。
「あ…でも…タバコくせぇ。Aの匂いじゃないから一緒に風呂入る。」
「意味わからない！ちょっと！バカ和！潤にどれだけ呑ませたの？！」
「俺が呑ませたわけじゃねぇ。」
勝手にバカスカ呑んだのは潤だ。
酔っ払うと潤はかなりの甘ったれワンコ状態になる。
「ん〜…A可愛い。俺の天使ちゃん。大好き〜。」
酔っ払ってる時の告白は無効よ？潤くん？
で、そんな潤をあからさまに敵視してるイケメン。
潤が抱きついても手を離そうとはしないイケメンは…
彼氏じゃねぇよな…？
「つーか、Aから手ぇ離せよ。」
姉貴に繋がれた手に気づいた潤は、イケメンの腕を引っ張っる。
イケメンもイケメンで睨む様に潤を見据えて反対の手で潤の手を振り払う。
「お前ら二宮の何？」
潤だけじゃなく、俺と雅紀にまで威嚇する様な視線を向けてくる。
「俺はAのお婿さんになんの。」
潤の一言にイケメンの眉間に皺がギュッと寄せられて、一層視線が鋭くなる。
「はいはい。酔っ払い潤くん？離れようか？」
「イヤ。Aが連れてかれちゃう。」
「大丈夫よ？」
「本当に？一緒に帰る？」
「帰る、帰る。」
自分の首筋にある潤の頭をポンポンすると、素直に潤も離れて。
「俺が離れたんだから、お前も離せよ。」
「俺は二宮に離せって言われてないし、俺が送ってく。」
ガキのケンカかよ。
雅紀は面白がって高みの見物してるだけだし。
てか、お前が気づかなかったらこんな面倒な事にはなってなかったのに。
責任取れよ…マジで。
「あのですね？そのバカ女は俺が引き取るんで手を離してもらえます？」
姉貴を挟んで睨み合ってる二人は俺に向き直り。
「俺が送る。」
「いや、でも帰る家が俺と同じなんで…。」
「『同じ家』…？」
潤に向けてた鋭い眼差しが今度は俺にロックオンされて。
「いや、俺はそんなバカでアホな女これっぽっちも興味ないんで安心してください。」
にっこりニノちゃんスマイルで言うと怪訝そうに眉を顰める。
「俺の名前は二宮和也。そのバカでアホな女の弟です。」
俺の告げた事実に、イケメンは目を見開きパッと手を離した。
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とも(プロフ) - やったネ潤くん(*^^*)途中櫻井くんが出てきちゃった時にはちょー焦ったｗｗｗ一途な潤くんの悲しむ所は見たくないって念じながら拝読しましたｗｗｗ良かった！！幼馴染想いのかずくんもステキでした♪ (2018年11月4日 16時) (
レス) id: a1c0ba5bbc (このIDを非表示/違反報告)
なるちゃん(プロフ) - すごくおもしろかったー！キュンキュンきた〜〜！ (2018年6月25日 9時) (レス) id: a1fe1fb9b8 (このIDを非表示/違反報告)
大宮譲(プロフ) - 読ませて頂きました！Ｊにｷｭﾝｷｭﾝしちゃいました(///ω///)♪ニノちゃんのお姉ちゃんとJ想いな部分にもキャーってなりました(///ω///)♪最高！楽しかったです！ありがとうございました！ (2018年4月18日 11時) (レス) id: bae0b2e4bb (このIDを非表示/違反報告)
嵐love(プロフ) - 読みました。短いストーリーだったけど主人公ちゃんに激甘の潤君が凄く出てきてキュンキュンしました。(///ω///)♪私的には、少し櫻井君が可哀想だけど潤君と結ばれて良かったです。姉貴想いのニノも好きです。読んだからケーキが食べたくなりました。f(^_^) (2016年3月16日 9時) (レス) id: 124a98dc04 (このIDを非表示/違反報告)
しおなな(プロフ) - さやさん» きっと彼はニヒルじゃなくてそれこそ天使の笑顔でいる事でしょうね。幸せで羨ましい(笑)そしていつも嬉しいお言葉ありがとうございました。また次作でもコメ欄に遊びに来て頂けると嬉しいです。 (2016年3月10日 18時) (レス) id: 5482a94483 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しおなな
| 作成日時：2016年1月17日 20時
