【赤羽 業】毒舌少女は元A組!!part14

毒舌度５３２％ ページ10

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　烏間先生の開始の合図と共に、青チームの竹林君とメグは死亡退場。カルマの指示で動いた凜香ちゃんと千葉君の射撃だ。

　メグと委員長は早めに退場させたい。そこ二人が居なかったら選択肢が相手に与えられないでしょ。

　竹林は何か変な物を持ってそうだったからだ。この点だと私は奥田ちゃんも殺しておきたい。

　ふと戦場を見て、相手チームのメンバーを思い出す。


「……カルマ」

「何？」

「千葉君って捨て駒？」

「なわけないじゃん」


　だから護衛に岡島つけたよ。と言うカルマ。違う、それは正面切って攻められる場合だ。


「……こういうゲームだと、どうやって攻めるのが正解？」

「……正直、正面突破はアホ」

「それが分かってて安心した。カルマは左、私は右で行こう」

「は？」


　何言ってんだ、コイツ。そんな目で見られる。それはこっちのセリフ。ここまで言って尚忘れてるのか。


「ばーか。あっちには有希子ちゃんがいるでしょ」

「……！」


　お互い武器を持って立ち上がる。


「A、半分位行って居なかったら戻って来て。殺られると困るから」

「お互い様、カルマも殺られんなよ」

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