番外編１ 因果応報(笑) ページ36
「カルマ！」
「っ、ビックリした……。どーしたの渚？」
ぼんやりと船を漕いでた俺を引き戻したのは珍しい渚の大きな声。わざわざ俺のサボり場所まで探しに来たって事は、何かあったのだろう。
「Aさんが……」
「何？ 死んだ？」
「死んでないよ！？ なんでそう物騒なの！」
「じゃあ大した事ないね」
また眠りに着こうとする俺を渚が兎に角教室に来いと咎める。いや死ななきゃ大抵の事は何でもないで済むんだよ。焦る必要無いって。なんて俺の言い訳は届いてない。
「Aがどーしたのー？」
立て付け悪いドアを開けると変な注目を浴びる。もうすぐ授業始まるってのに、何で皆Aの席に集まってんだよ。
「渚、よくカルマの居場所見つけたなぁ」
「Aさんが案内してくれる事あるからね」
「初耳なんだけど」
で？ そんな所で何してんの？ と聞くと皆の視線がまた席に集まる。指さされたとこを見るとA特有の桜色。
……なんか頭小さくね？
気の所為だろうかと席に近付く。いや小さくね？ 絶対小さいよね？ と思わず周りの顔を見渡した。諦めた様な、疲れたような、楽しそうな……様々。
「……え、どうしたの？」
さっきまでの俺同様、大きな赤色の瞳は半目で、うとうとと船を漕いでいた。
ならいつも通り。ここまで注目を浴びる必要は無い。
……ただし、机に座ってるAのサイズ感は明らかに違った。
「小さいよね？ 何時もの半分位になってね？」
「幼いじゃなくて小さいって言うのがカルマらしいよね……」
そうか。幼くなったのかと渚の言葉を聞いて納得する。
……いや嘘吐いた納得出来る筈もなく、頷きかけた頭を上げた。
何で？？？
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葵(プロフ) - れぃ(わー抹茶)さん» 返信遅くなってすみません！！ありがとうございます！！そう言って貰えて嬉しいです！！更新相変わらずマイペースですが頑張らせて頂きます。 (2018年12月11日 18時) (
レス) id: eeb8e01c6f (このIDを非表示/違反報告)
れぃ(わー抹茶)(プロフ) - 1話から全部見ました(・ω・)ヨダレとにやけのパラダイスですありがとうございます更新頑張って下さい() (2018年11月13日 6時) (レス) id: 657b3d0cf7 (このIDを非表示/違反報告)
シエンタ - あ…鼻血が…反則だろ…うぅ… (2016年10月16日 4時) (レス) id: 693e560875 (このIDを非表示/違反報告)
怖莉(プロフ) - あ、ヤベ、鼻血出そう(笑) (2016年8月20日 12時) (レス) id: 9dbd352d62 (このIDを非表示/違反報告)
自称美少女www - 葵さん» 女の子…『愛してる』と言いながらの赤面ですかね…いれてほしい！ (2016年5月16日 17時) (レス) id: 1e1ea86f7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵
| 作者ホームページ：https://twitter.com/uranai_aoi/status/929368202894721025
作成日時：2016年3月30日 16時
