番外編３ ページ24
「A〜また変なの見つけたから飲んでみてよ」
ヘラヘラと楽しそうに笑いながらカルマに缶を差し出された。焼き芋ジュースって何。
思わず要らねぇ自分で飲め！ と突き返しそうになるが、莉桜ちゃんのキラっとした目付きによって断念。迷った結果私は恐る恐ると手に取った。
「何これ……？」
「面白くない？ 美味しかったら俺も買うし」
「えー……(ふーん。私を実験台に使おうってのか。レポ代は高いぞ)」
もー仕方ないなぁと私ははにかみ缶を両手で持った。カルマが僅かに目を見開いたのを私は見逃さなかったが敢えて黙っておこうと思う。
プルタブに指を掛け私はそのまま表情を固めた。
「……」
「A、何してんの？」
「……開かない」
「は？」
いやいや、普段のゴリラどこ行ったの。開くでしょ。なんて言うカルマ。勿論開けれますとも！ 片手で開けれる私を嘗めないで頂きたい！ って誰がゴリラだこらぁ！！
そう怒鳴りたいのを堪えながら上目遣いでカルマを見上げた。開けて？ と目で訴えれば怪訝な顔をしながらもプルタブを開けてくれた。
「ありがと。……や、優しいね」
「……はぁ？」
カルマが怪訝そうに片眉をあげた。莉桜ちゃんを盗み見るともっと行けと合図される。これ以上ってどうすれば良いんですかね。
「何？ A熱でもあるの？」
私がギリギリと莉桜ちゃんを睨む。カルマの顔がふっと近付いてきて、コツンとおでこをぶつけられた。近いわ無駄ルックス！ 退け！！！！
「熱ないか……」
「あ、あるわけないでしょ。酷いなぁ……(健康体だぞ私は)」
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葵(プロフ) - れぃ(わー抹茶)さん» 返信遅くなってすみません！！ありがとうございます！！そう言って貰えて嬉しいです！！更新相変わらずマイペースですが頑張らせて頂きます。 (2018年12月11日 18時) (
レス) id: eeb8e01c6f (このIDを非表示/違反報告)
れぃ(わー抹茶)(プロフ) - 1話から全部見ました(・ω・)ヨダレとにやけのパラダイスですありがとうございます更新頑張って下さい() (2018年11月13日 6時) (レス) id: 657b3d0cf7 (このIDを非表示/違反報告)
シエンタ - あ…鼻血が…反則だろ…うぅ… (2016年10月16日 4時) (レス) id: 693e560875 (このIDを非表示/違反報告)
怖莉(プロフ) - あ、ヤベ、鼻血出そう(笑) (2016年8月20日 12時) (レス) id: 9dbd352d62 (このIDを非表示/違反報告)
自称美少女www - 葵さん» 女の子…『愛してる』と言いながらの赤面ですかね…いれてほしい！ (2016年5月16日 17時) (レス) id: 1e1ea86f7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵
| 作者ホームページ：https://twitter.com/uranai_aoi/status/929368202894721025
作成日時：2016年3月30日 16時
