毒舌度５０８％ ページ22
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落ちたカエデちゃんの項から殺せんせーが手早く触手の根？ を抜く。
あっという間に黒い触手の面影は無くなった。
「これで……茅野さんは大丈夫になったんですか？」
「……ええ、おそらく。しばらく絶対安静は必要ですが」
「王子様〜キスで動きを止めるとはやるじゃないか」
一連の流れをしっかり写真に収めた莉桜ちゃんとカルマはそのスマホを渚に突きつけた。
「Aさんがタイミングを作ってくれたから……殺意を一瞬忘れさすには有効かと思って……。茅野には後でちゃんと謝るよ」
「えっと、なんかごめんね渚。私が下手で……」
「Aさんはよくやってくれたよ。ありがとう」
私と渚の間にイリーナ先生が割り込んで、渚の顎を持った。
「キス十秒で15hit、まだまだね。この私が強制無差別ディープキスで鍛えたのよ。40hitは狙えたはずね」
「ウム……俺なら25は固いぞ」
イリーナ先生の言葉に同意した前原に、ひくりと頬が引きつった。私の肩を抱いたままのカルマも楽しそうに身を乗り出す。
「Aもそんなにできないよね？そもそも経験あるっけ？」
「ちょっと何の事か分かんないや」
「どうせなら練習しない？ ビッチ先生じゃなくて俺とね」
「……いやいやいや必要ないって。しかも何でカルマと」
「他に誰とだよ。俺以外相手が居ないでしょ」
「イリーナ先生とも出来ないんだから、カルマとなんて出来ない」
「あら、じゃあまずは私と練習が先かしら？」
「遠慮します！！！」
カルマの手を振り払って、ついでにイリーナ先生からも距離を置いた。
「――ゲホッ……！」
「「「殺せんせー!?」」」
苦しそうに咳き込んだ殺せんせーは、そのまま倒れ込んでしまう。
相当な血を流して転がる殺せんせーに近付くと平気だと言われた。
「――ただ流石に心臓の修復に時間がかかる。先生から聞きたい事があるでしょうが……もう少しだけ待って下さい」
「……今なら私でも殺せる気がした」
「気持ちは分かるけど、空気読めよ」
「分かるならいいじゃん」
「その口塞がれたい？ 口で？？ 仕方ないなぁ、やってあげるよ」
「すみませんっした」
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葵(プロフ) - あいくさん» ありがとうございます！コメントめちゃくちゃ喜ぶタイプなので嬉しいです！私もコメント躊躇う奴ですけど…笑 イラストまで嬉しいです！頑張って綺麗系目指しました笑 これからもマイペースにやらせて頂きます。 (2018年9月18日 20時) (
レス) id: eeb8e01c6f (このIDを非表示/違反報告)
あいく - 葵さんの小説、いつも読ませて頂いてます！とっても面白いです！結構前から読んでたんですけどコメントする勇気が無くて…。兵藤ちゃんのイラスト、とっても可愛いです！お姉さんっぽい感じですね！ (2018年9月18日 19時) (レス) id: fcedbe313e (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - ルラさん» ありがとうございます！1週間なんて……!更新マイペースなのですぐ追いつかれますね()これからもボチボチ更新していきたいと思います！勉強の小休憩にでもなれば幸いです！ (2018年9月10日 19時) (レス) id: eeb8e01c6f (このIDを非表示/違反報告)
ルラ - 一週間くらい前に読み始めて、あっという間にpart14まで！受験生なのに (2018年9月8日 20時) (レス) id: e6ca85b3e9 (このIDを非表示/違反報告)
ルラ - 一週間くらい前に読み始めて、あっという間にpart14まで！受験生なのに (2018年9月8日 20時) (レス) id: e6ca85b3e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵
| 作者ホームページ：https://twitter.com/uranai_aoi/status/929368202894721025
作成日時：2016年3月15日 16時
