毒舌度４７８％ 教員免許の時間 ページ35
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何だ、何事だと私達は窓から身を乗り出す。
「なっ、何で!? 校舎が半分……無いッ!!」
「え」
メグに続き窓の外を見ると、そこには理事長と、率いるショベルカーが木造校舎をぶち壊していた。タダでさえボロい校舎をこれ以上どうしようと言うのか。
「――退出の準備をして下さい」
「理事長……！」
「今朝の理事会で決定しました。この旧校舎は今日を以て取り壊します」
「いやいや、おじさん!?」
流石に何を言っているのかと、私は慌てて窓を乗り越え、上靴のまま理事長のもとへ急ぐ。こんにちは。なんて律儀に挨拶するおじさんに私はそうじゃなくてね!? と突っ込まざるを得なかった。
「急に何!? 昨日までそんな事言ってなかったじゃん。まさか、最初っからこうするつもりで私を移動させようとしてたの？ そんな私だけ特別みたいなの嫌だよ。て言うか、ここ壊したらE組の皆はどうすればいいの？」
言葉が上手くまとめられず理事長を問いただそうとするが落ち着いて下さいとなだめられる。いや、でも、落ち着ける訳なくないっすか。
「貴方をA組に戻そうと思ったのはこれも少しばかり関係していましたが……単純に実力を見込んだだけです。それと、この後君達E組には別なとこに移ってもらおうかと」
「別なとこ？ 流石に退学とかは……」
「退学ではなく……来年開校する系列学校の新校舎です。卒業まで校舎の性能試験に協力して貰います」
「し、新校舎ァ!?」
理事長曰く、その新校舎は刑務所を参考にした新しいE組にするそうな。監視、脱出防止……まるで牢獄のような場所で勉強させる気らしい。
そんなの嫌だと非難の声をあげても理事長は頓着せずに、殺せんせーに向き直った。
「どこまでも……自分の教育を貫くつもりですね」
「……あぁ、勘違いなさらずに。私の教育にもう貴方は用済みだ。
今ここで、私が貴方を殺します」
そう言って懐から理事長が取り出したのは、解雇通告だった。
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チーズフォンジュ(プロフ) - 葵さん» 出来ました！http://uranai.nosv.org/img/user/data/7/8/e/78e557183b4f678ec005dddf61318fea.png 後から気づいたのですが、髪型の一部を失敗してしまいました、ごめんなさいm(_ _)m (2018年7月6日 17時) (
レス) id: f020dc5a97 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - チーズフォンジュさん» ありがとうございます！ そう言って貰えると感激ですっ！！ イメ画までいいんですか！(( 是非是非描いてやって下さい！ とっても喜びます！！(作者が) (2018年7月6日 7時) (レス) id: f2edeaa51a (このIDを非表示/違反報告)
チーズフォンジュ(プロフ) - とても面白かったです！更新頑張って下さい！あと、イメ画描いても良いですか？ (2018年7月6日 6時) (レス) id: f020dc5a97 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - 四葉ゆうさん» 何度もありがとうございます(´；ω；`)ﾌﾞﾜｯ 力不足ながらも頑張ります！ (2018年4月9日 20時) (レス) id: f2edeaa51a (このIDを非表示/違反報告)
四葉ゆう(プロフ) - 更新お疲れ様です！応援してます！ (2018年4月8日 23時) (レス) id: 9b32a0a8f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵
| 作者ホームページ：https://twitter.com/uranai_aoi/status/929368202894721025
作成日時：2016年2月7日 18時
