毒舌度４２８％ ページ32
「……あんたは、結局最後までE組の味方だったのね」
「え？」
じゃなきゃ、わざわざここに戻って来ないでしょ。と言うイリーナ先生。はて？
「……あぁ、そっか。イリーナ先生には説明してなかったのか」
「何となくそうじゃないかとは思ってたわ」
「……先生、なんか言いたい事でもあるの？」
イリーナ先生の探る様な視線に勘づき、じろりと睨むとまたもや深々と溜息を吐かれた。
「……あんたは皆を巻き込みたくなくてこんな事したのかもしれないけどね、相当危険だったって分かってるの？」
「勿論。それ相当のリスクは背負う覚悟でしたよ」
皆を失いたくなかったから。だから一人でやろうと思ったのに、皆がここに来てしまった。また、私は心配掛けたんだろうな。皆、面倒見良いから。
「……謝らないとな」
「何に対してか、分かってる？」
「え？ 数々の暴言と、面倒掛けちゃった事――」
「違うわ」
私の言葉を遮ってイリーナ先生がじっと私の目を見据える。他に私は何をやらかしたんだと聞いても答えてくれない。
「それはきっと私が今言っても意味無いんでしょうね」
「なんですか！ 答え教えてくれたって……」
「A、何があっても、仲間は信じてあげなさい。あの子達がアンタを信じてるように……アンタもあの子達を信じなさい」
私から言えるのはそれだけよ。
そう言ってイリーナ先生はその場を立つ。何処に行くのか聞いたら、下。と短く返ってきた。
先生の意味深な言葉は、私の頭の中で嫌に残る。
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葵(プロフ) - みすずさん» ありがとうございます！ 中々カルマ君が出せないからかやる気が足りず申し訳ない……。これからもマイペース更新ですので時々でも思い出して貰えれば幸いです。 (2018年1月28日 20時) (
レス) id: 32c38c1366 (このIDを非表示/違反報告)
みすず - 最高でした！カルマくんのベタ惚れ感いいです！これからも応援してます！ (2018年1月27日 11時) (レス) id: 32ee314352 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - みずさん» お待たせしてすみません！！！！！死神編のやる気でなくて……！()Twitterでもお世話になっています！これからもマイペースな作者を見守って下されば幸いです……！ (2018年1月21日 19時) (レス) id: 32c38c1366 (このIDを非表示/違反報告)
みず(プロフ) - きゃああああぁあ更新キタアアアア！！！と一人で狂喜乱舞してましたみずです。 (2018年1月21日 17時) (レス) id: 38f9525b82 (このIDを非表示/違反報告)
miku - コメ出来るのは少ないですが、気軽にタメで読んでください。 (2017年12月26日 11時) (レス) id: e73ab21f2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵
| 作者ホームページ：https://twitter.com/uranai_aoi/status/929368202894721025
作成日時：2016年1月20日 19時
