毒舌度３６１％ ページ9
ーー…
『がっくーん！ ごめんねっ、遅れちゃった☆』
「刺すぞ」
放課後生徒会室。私はノックも無しにドアを開け放ち、謝るついでにウィンクを決めれば、真正面にいた学秀からはそんな辛辣な言葉が返って来た。言葉だけならまだしも、ホントにシャーペンを構えているのが我が幼馴染の怖いとこ。
『いやー、カルマに捕まってさぁ〜』
ヘラヘラと笑いながら学秀の目の前に行く。勝手に荷物を置いてドカリと柔らかいソファーに腰掛けた。どうやら今回は生徒会のメンバーはいないらしく、部屋には私と学秀の2人。その所為か、学秀の肩の力は幾分か抜けている気がする。まぁただの勘だが。
「赤羽に？」
『そ。なんか良く分かんないけど怒られた』
「勝手にバイトなんかしたからだろう」
『えっ、凄い。何でわかるの？』
「は？」
そう。私がここに来るまでに遅れた理由は、帰り際にカルマに捕まったからだ。何があって生徒会の雑用をやらされているのか説明しろと言われ、私は昨日の出来事を全て話したのだ。クラスには話し忘れていた、自分がワケありでバイトを手伝っていた事を。
しかしそれだけでは終わらなかった。話したにも関わらず、先程までカルマに延々と責め立てられていた。委員長が止めてくれたお陰でなんとかここまでこれたけど。
全く意味が分からない。と生徒会室まで来れば、今度は学秀にまで言い当てられる始末。
『アンタ達って思考回路似てんのかぁ』
「何でそうなるんだ。僕に取ってそれは不本意極まりない」
『褒め言葉だよー』
「お前はそこまで僕の仕事を手伝いたいのか。ちょっと待ってろ」
『ごめん待って書かせるやつは勘弁して。荷物運びが良いな!!』
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葵(プロフ) - runamomoyukoさん» わーい！！ありがとうございます！！ 返信遅くてごめんなさい！！！ 読み直して貰える様な作品になってて嬉しい限りです！！ (2019年6月5日 15時) (
レス) id: f205b8954e (このIDを非表示/違反報告)
runamomoyuko(プロフ) - めちゃくちゃ面白い!!暇があればいつも読み返してます！ (2019年6月1日 21時) (レス) id: 8880909aab (このIDを非表示/違反報告)
綾斗(プロフ) - 葵さん» マイペースでも大丈夫です！！頭の片隅に置かず、しっかり覚えておくつもりですww (2017年8月7日 23時) (レス) id: 2000cf866d (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - 綾斗さん» 更新疎かでごめんなさい。バイト始まるまではもうちょっと頑張る予定です。楽しみだなんて照れくさいなぁ、ありがとうございます！更新はホントにマイペースなので頭の片隅にでもこの作品を置いて貰えれば幸いです。 (2017年8月7日 18時) (レス) id: dcc347a630 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - サヤさん» 椚ヶ丘のジャージウロ覚えだったけどね((不器用極めたって言うおまけ付きだから私に何か求めるのはやめた方が良いよ（切実） (2017年8月7日 18時) (レス) id: dcc347a630 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵
| 作成日時：2015年12月30日 15時
