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Aside
今日はいよいよ奏ちゃんの手術だ。
もう一度、顔を見に行こうかな。
コンコン
扉をノックする。
奏「はい」
貴「奏ちゃん。」
奏「あ、A先生かぁ。びっくりした。」
貴「・・・体調はどう？」
奏「ばっちり！いつでも手術受けられるよ。」
貴「・・ふふよかった。」
奏「え？」
貴「手術前って、体調を崩す患者さんもいるのよ。だから。
緊張する？」
奏「ううん？だって、藍沢先生が手術するんでしょ？私、藍沢先生は信用してるから！」
貴「あはは、奏ちゃんは藍沢先生が大好きだもんね。」
奏「ま、う、うん。でも、A先生には負けるな。」
貴「あ、まけないよ(笑)」
じゃあ、といって、部屋を出る。
元気そうでよかった。
私はひそかにホッとした。
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作者名：さくらもち | 作成日時：2017年12月28日 17時
