救命の日常３ (ページ25)

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藍沢side

こ「今度デート行くか？」

貴「え？いつ？」

こ「仕事終わりだから、大体このくらいの時間。来週の月曜。」

貴「行く！本屋さんと、服屋さんに行きたい！」

こ「ああ。分かった。」

貴「あ、ごめん！私の行きたいところじゃなくても・・・」

こ「いや、もともとお前の好きなところに連れて行ってやろうと思っていたから。」

貴「ほんとに？」

こ「ああ。嘘ついてどうする。」

やっと言えたな。散々神田に邪魔されてきた分、達成感がすごい。

貴「・・・あ、じゃあ、市内の方に行くよね？」

こ「・・・そうだな。」

貴「じゃあ、最後にイルミネーションみたい！」

こ「・・・ああ。分かった。」

貴「やった！ご馳走様でしたー！」

Aは席を立ち、自分の皿を持っていく。

ふと、ひとつの考えが頭をよぎる。

そこでプロポーズするか。

イルミネーションを見ているとき。

よくないか？ありがちだけど。

俺は俄然やる気に燃えた。

貴「耕ちゃんー？早く食べなよー」

こ「ああ。」