モンスターが2匹 ページ3
≪(人1)said≫
着かない。
何処にかって？ユクモ村にだよ！
おーそーいー。まーてーなーいー！
『なァーユクモ村まだー？」
耐え切れなくなった俺は聞いてしまった。
だってーだってー寒いよー←
「知るか！少しくらい我慢出来ないワケ！？」
Aはご立腹だった。
あれだろ、どうせ雷の性で機嫌悪いんだろ。
俺はAの手を握った。
そしたら驚いた表情でこちらを見られ、ん？と笑ってやると、顔を真っ赤にして
『怖いんじゃねーの？』
「五月蝿いな！何しれっと手を繋いでんの？もう子供じゃないんだけど！いつアンタに手繋いでって頼んだ！？」
と怒られてしまった。
けど向こうを握り返してきた。
「…今だけだから。」
『お前なに？ツンデレ？』
「違う！」
今度は蹴られてしまった。
痛くなかったけど。←
そして空を仰ぐ。目に入ってきたのは雲と、重力に逆らわずに落ちてきてる岩…は、岩？
「グェッ」
「あっ、ガーグァ…」
先に落ちてきてた岩がガーちゃん(ガーグァ)に当たった。
『ガーちゃん！』
ガーちゃんは既に目を回していてこちらの声など耳に入ってきていないだろう。
だが不幸中の幸い、といったところか。
坂道で荷台は進んでいく。
ガーちゃんは引きずられてる。←
『ぇ。ヤバイヤバイヤヴァイよ！』
「落ち着け。五月蝿い。」
『止まんねェェェエエエエエ！！』
「五月蝿い！黙れ！」
そしてAと一緒に後ろの森を振り返ると、そこには雷を纏う一匹のモンスターがいた。
「…なに、アイツ…」
『さァ…な…』
そして上から岩が再び落ちてくる。
それは荷台にクリティカルヒットし、俺らは下に落ちていった。
雷を纏うモンスターより強大なモンスターが渦巻く雲にいたとも知らず。
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チーズの角っちょ。(プロフ) - 更新遅れます。パスワード思い出します…。思い出せなかったら作り直します( (2014年12月21日 10時) (
レス) id: 9fa3e31a2b (このIDを非表示/違反報告)
チーズの角っちょ。(プロフ) - あ、どうしよう。パスワード忘れた。やっちまったぁぁ！ってワケで作者です(´･Д･)」 (2014年12月21日 10時) (レス) id: 9fa3e31a2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちぃすけ。 | 作成日時：2014年12月16日 8時
