検索窓
今日:3 hit、昨日:8 hit、合計:25,976 hit

始まり ページ1

これは残酷な世界に立ち向かう、心優しい少年とある鬼との優しい優しい物語です。

------

炭「善逸!!頼むから離れてくれ!!」

善「ヤダヤダ!!絶対に離れないからね!?
俺をこのままここに置いてかないでよォォ!!」

とある山の奥深くに鬼が居ると、任務があった。

幸い単独任務では無かった為、少し安心していたのだが結果はこうだった。

炭「善逸!!いつまでこうしてるつもりなんだ!!これじゃあ鬼を倒せないだろう!?」

善「びぇぇぇぇ!!わがってるよぉ、俺だって!!でもでも、無理なものは無理なんだよぉぉ」

俺の足にしがみついて離れようとしない善逸に、俺は必死で説得してみたものの離れる様子は無かった。

(まいったな…このままじゃ、本当に鬼を倒せないぞ…)

俺は焦る気持ちを抑え、冷静に考える事にした。

(こうなったら仕方が無い…)

俺は背負っていた箱を地面に降ろすと、コンコンと軽く叩いた

すると、中から眠そうな顔をした妹の禰豆子が出てきた

禰豆「む…?むー?」

どうしたの?と言わんばかりに禰豆子は不思議そうな目で見てきた

炭「すまないな禰豆子。善逸が俺の足から離れようとしないんだ…悪いが善逸の事を頼んでもいいか?」

俺がそう言うと、禰豆子はこくりと頷いた。

善「禰豆子ちゃぁぁぁん!!」

善逸はすぐさま禰豆子の方へと飛んで行った。

炭「ふぅ…これで暫くは問題無いだろう…」

禰豆子達はなるべく安全な山の麓の方へ避難してもらう事にした。

善逸のあの状況だと、中々戦闘態勢に入るのは難しそうだと感じたからだ。

善「え!?炭治郎、お前一人で行くのか!?
ダメダメ、死ぬ!死ぬよ!?」

炭「大丈夫だ、俺が何とかする。二人は出来るだけ安全な所に居てくれ。」

禰豆「む……むー…」

不安そうな禰豆子の頭を優しく撫でてやった。

炭「大丈夫だ、兄ちゃんは必ず戻ってくるからな!約束だ!!」

俺は禰豆子の為にも死ぬ訳には行かない…だから、絶対に生きて戻る。

善「約束だぞ!?約束したからな!?」

炭「ああ!約束だ!」

そう言って俺は、鬼の匂いがする山の山頂へと向かった

辺りにはびこる鬼の匂いは強く、微かに感じる腐敗臭からかなりの人を喰ったのだと思われる。

炭「どんな理由であろうと、これだけの人を喰ってきた事は絶対に許さない。」

強い怒りを胸に抱きながら山を駆け上がった。

全力で戦え→



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (57 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
114人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 恋愛 , 竈門炭治郎   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

豆大福 - はじめまして!そのようなお言葉を頂けて嬉しいです!体調管理も整えた上で更新します。貴方様もご自愛ください。 (2021年9月17日 23時) (レス) id: dfee756c2e (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして!!このお話凄く大好きです!!炭治郎くんめっちゃ大好きです!!お話続き楽しみにしてます!!コロナで大変ですが、お体には気を付けてくださいね!! (2021年9月13日 23時) (レス) id: d237d559b7 (このIDを非表示/違反報告)
シルビア☆姉貴 - 豆大福さん» 太陽は克服しているため、日中でも外出は出来る。屋敷には藤、薔薇、コスモスの花が植えられている。 (2021年6月2日 18時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
シルビア☆姉貴 - 豆大福さん» 青葉の口ぐせは「教えてもらうんじゃない!!!!見て盗め!!!!」 (2021年6月2日 16時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
シルビア☆姉貴 - 豆大福さん» そして、漆ノ型の雪の癒しは自分の怪我と味方複数の怪我を癒すため、かなりの体力を消費する。 (2021年6月2日 14時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:豆大福 | 作成日時:2020年8月20日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。