コラボ作品23 ページ45
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洗い物を終え、私は荷物をまとめ玄関まで移動する。もう良い時間だ。
「お邪魔しました。長々とごめんね？ 楽しかったよ」
「こちらこそ、来てくださってありがとうございました。スッゴく楽しかったです」
「良かった。マカロンと紅茶もご馳走様」
「どういたしまして。バイオリンも、聴いていただいて本当にありがとうございます。これからも、続ける気になれました」
「こちらこそ、素敵な音色ありがとう。好きな人にも聞いて貰えるといいね？」
揶揄い半分も含めると香澄ちゃんの頬にぱっと朱が差す。
「っへへ。Aさんも……頑張ってください。彼氏さんとの進展……？ 何て言えば良いのか分かりませんけど」
グッとガッツポーズされ、私も釣られて拳を作るが、別に行き詰まってる感じもしないから、どうすればいいんだろう？ 二人で首を傾げるがまぁ深く考えなくてもいいか。
「――あと、将来も、お互い頑張ろうね。忘れたわけじゃないでしょ？」
「勿論です。……絶対、兵藤Aさんをうちの専属CMガールにしますから」
「それはそれで仕事あるって事で嬉しいけど、私も好みの服欲しいからなぁ。音無さんのブランドで」
自信満々の香澄ちゃんに流し目でチラリと見やる。存外負けず嫌いなのか、香澄ちゃんもそれくらいじゃ屈せず、私が欲しくなるような服やアクセを出すと言う。破産しても知らないんだから。
「ふっふっふ、一億やそこらではびくともしない会社にしてみせますとも」
「うわぁ、悪い顔。専属デザイナーにしてやるんだからね。……じゃあまた、ね？」
悪い顔してた香澄ちゃんにまた手を差し出すと、
「こちらこそ、顧客が既に一件つくのは喜ばしいことです。……ええ、また」
グッと握手をして私は香澄ちゃんの家を後にした。
夕暮れに染まった帰り道に、今日の出来事を忘れる前にとスマホを開く。大分放置してたスマホには通知が並んでいた。
……そう言えば、香澄ちゃんと連絡先交換するの忘れてた。
けどまぁ、約束があれば何れ会えるかとスマホはしまった。
また会えるように、私も頑張らなきゃ。
――Fin
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camellia(プロフ) - 兵藤ちゃんホントすみません。美人な香澄ちゃんにひょろ長いとかほざかせてるの自分です。葵さんどうしよう兵藤ちゃんにシバカレル() (2019年1月15日 19時) (
レス) id: 3318b01060 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - camelliaさん» いや動いてるの兵藤ちゃんだから私の所為じゃないよ() ありがとうございます……？w 私も見合うよう努力させて頂きます……！ (2019年1月13日 23時) (レス) id: eeb8e01c6f (このIDを非表示/違反報告)
camellia(プロフ) - 一言。……呼吸困難にさせる気かな葵さん??(隣に母いたから声出して笑えなかった) 個人的に帰れじゃなくて(土に)還れ！！なのが一番ツボりましたwこれからも楽しみにしてます！自らの文章力の向上にも努めます( ・`ω・´)……出来れば← (2019年1月13日 22時) (レス) id: 3318b01060 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - camelliaさん» 聞こえなかった☆ 自慢したかったんで載せました(真顔) わざわざありがとー！ 戒めって笑 そーいう事言うと期待しますよ？？？← (2019年1月3日 15時) (レス) id: eeb8e01c6f (このIDを非表示/違反報告)
camellia(プロフ) - ああああ”！？葵さん有り難いけど有り難いけど！！一枚目は兎も角二枚目は完全にファッションセンスの無さが露呈する………(泣)………まあ、載せてくれてありがとう！画力を磨けという戒めととっておきます(震) (2019年1月3日 10時) (レス) id: 3318b01060 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵
| 作者ホームページ：https://twitter.com/uranai_aoi/status/1087256584701370370?s=19...
作成日時：2018年10月17日 19時
