コラボ作品18 ページ40
「――ごめんなさい。実は私も、好きな方とではないんですけど、それでクラスの方と仲が良くなるきっかけになったもので……」
「そうなんだ？ 慣れない環境だと寝付けないんだね」
「小学校のときも、そんな覚えがあるようなないような気がします」
ハートで挟んだマカロンを香澄ちゃんがくるりと指で操る。可愛い。
「――これ、クローバーの形に盛りつけませんか？ 見映えすると思うんですけど」
「わー、可愛い！ 食べるの勿体なくなりそうだね」
「ゆっくり味わって食べましょ、形も、色も、味も」
「食べないわけにはいかないからね」
折角のマカロンを食べないなんて選択肢はなく、可愛いと繰り返しながら二人で盛り上がった。
無事盛り付けまで終わり、また紅茶の良い香りが鼻を擽る。席につき、頂きますと香澄ちゃんが手を合わせたのを見てハッとした。
「あ、写真撮っていい？」
「はいどうぞ」
スマホを取り出すと香澄ちゃんが影が映らぬ様にと身を引く。シャッターを切ってから画像を確認して、香澄ちゃんの方を見た。
「ありがとー。……香澄ちゃんも撮る？」
「あ、では一枚だけ……。Aさんも入っていただけませんか？ 家族にも見せてあげたいので」
「……うん！ 写り悪かったらごめんね？」
マカロンを挟む様に香澄ちゃんのスマホの画面に写り込む。パシャリとシャッター音を聞いてから、そっと身を引いた。写り悪くないですよとスマホを見せられる。
「良かった！ 成功率結構低いんだよ？」
「私も自撮りそんなにやったことないんですけど、上手くいって良かったです」
「っはは、じゃあ頂こうかな」
「ですね。……乾杯、します？」
水色のマカロンを手にした香澄ちゃんの提案に、私もカップと黄色いマカロンを持つ。
「ん、しよしよ！」
「では、」
「かんぱーい」
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camellia(プロフ) - 兵藤ちゃんホントすみません。美人な香澄ちゃんにひょろ長いとかほざかせてるの自分です。葵さんどうしよう兵藤ちゃんにシバカレル() (2019年1月15日 19時) (
レス) id: 3318b01060 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - camelliaさん» いや動いてるの兵藤ちゃんだから私の所為じゃないよ() ありがとうございます……？w 私も見合うよう努力させて頂きます……！ (2019年1月13日 23時) (レス) id: eeb8e01c6f (このIDを非表示/違反報告)
camellia(プロフ) - 一言。……呼吸困難にさせる気かな葵さん??(隣に母いたから声出して笑えなかった) 個人的に帰れじゃなくて(土に)還れ！！なのが一番ツボりましたwこれからも楽しみにしてます！自らの文章力の向上にも努めます( ・`ω・´)……出来れば← (2019年1月13日 22時) (レス) id: 3318b01060 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - camelliaさん» 聞こえなかった☆ 自慢したかったんで載せました(真顔) わざわざありがとー！ 戒めって笑 そーいう事言うと期待しますよ？？？← (2019年1月3日 15時) (レス) id: eeb8e01c6f (このIDを非表示/違反報告)
camellia(プロフ) - ああああ”！？葵さん有り難いけど有り難いけど！！一枚目は兎も角二枚目は完全にファッションセンスの無さが露呈する………(泣)………まあ、載せてくれてありがとう！画力を磨けという戒めととっておきます(震) (2019年1月3日 10時) (レス) id: 3318b01060 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵
| 作者ホームページ：https://twitter.com/uranai_aoi/status/1087256584701370370?s=19...
作成日時：2018年10月17日 19時
