［６］毒研究 ページ6
・
はぁ…ダメだ。
毒を煮詰めたり混ぜたりしてるけど
中々理想的な毒ができない。
せっかく出血毒まで取り寄せたのに…
「お疲れ様」
『せめてノックしろ、納棺師』
「次から気をつけるよ」
ったく…
背後にまわるのやめてくれない？
正直ビビるんだけど。
ノックしていなくてもドア開く音で聞こえるはずなんだけど…
どーゆー訳だよ、こいつの体。
「はい、トリカブト入りコーヒー」
『お前な…何？嫌がらせ？それとも殺したいの？』
「殺したくないといえば嘘になるね」
『残念、毒は効かないんだな』
「それは残念」
残念、じゃないんだよバーロー
なんでトリカブトとかメジャーなの来るんだよ。
ガマガエルでも良かっただろーが。
ガマガエルの毒もトリカブトの毒も
昔は漢方として使われてたけどね。
毒なことには変わりない。
「ま、いいじゃないか」
『折角のコーヒーが不味くなるだろ、よくねーよ』
何がいいんだよ。
こちとらそんなに心広くはないもんでね。
ま、このコーヒーが納棺師の奢りなら良いんだけど。
僕のだったらぜってー許さねーかんな。
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ペプ６９ - ぴーなっつさん» コメントありがとうございます。いきなり応援コメントが…！とても嬉しいです。これからも頑張りますね(´∀｀*) (2019年1月1日 14時) (
レス) id: 9abb905795 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーなっつ - 初コメ失礼します！二作目作られたのですね！ペプ６９さんの作品大好きです！これからも頑張ってください！ (2019年1月1日 14時) (レス) id: 6df21e2fd3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ペプ６９ | 作成日時：2019年1月1日 14時
