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自然と震え始める私
だめだ…怖い…
すると
近づいてくる足音…
ギュッと目を瞑っていると
玲「…涼太くんに気に入られてんの?」
と言われた。
『え?』
玲「ふーん…。」
と言って私の周りを歩く佐野さん
『あ、あの…』
すると
いきなり
『うわぁっ!』
こ、これは…
壁ドン…
しかも…近い…。
玲「…。」
佐野さんは黙ったままで。
私の顔を見ている…
恥ずかしくて背けようとしても
クイッとされて、また戻される
…何を考えてるのかわからない…
怖い…。
すると
玲「…そんなに俺が怖い?」
『えっ?』
玲「確かに…さっきの言い方はキツかったかもしんねーけどさ…」
と悲しそうな顔…
玲「怒ってた…つもりじゃなくて…その…ほんとは…」
もうそんな辛そうな顔見ていられない…
『だ、大丈夫です!あの…私気にしてないので!!』
玲「え?」
『なのでそんな悲しい顔しないでください…』
佐野さん…ほんとはいい人なんじゃないかな…
玲「俺のこと…許してくれるの?」
『許すも何も…佐野さんは何もしてないじゃないですか!!』
玲「でも…」
『好きな人を思う気持ち…わかりますから…』
玲「…好きな人?」
『え、あ…すみません…』
と言って誤魔化そうとしたけど
玲「俺の好きな人…もしかして涼太くんの事だと思ってんの?」
と
『あぁ!!すみません!!違うんです…えーと…』
玲「ふっ…そう言ってくる人結構いるから、もう慣れたからいいよ。でも俺、男だから…。」
と言った瞬間の佐野さんの目付きが変わった気がした…。
…男の人の顔。
すると佐野さんは
『んっ…!!』
私にキスをした。
触れるだけのキスではなく
奥深くまで
苦しい、もう息ができないと思うほどの
長くて深いキス
佐野さんはやめようとしてくれない。
結局…
ペタッ
『はぁ…はぁ…』
私は力が抜けて、立っていられなくて、床に座り込んでしまった。
玲「…ごめん…立てる?」
と言って佐野さんは手を差し伸べてくれた。
『あ、はぁ…は、はい…。』
玲「先行っていいよ。怪しまれるでしょ?」
『え…あ…は、はい!』
と言って私は先に龍友さんの部屋へ向った
玲「涼太くんごめん…俺本気になりそう。」
と佐野さんが呟いていることも知らずに。
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玲於くんのキャラ崩壊ごめんなさい。
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みゆ(プロフ) - そうなんですね!すっごく素敵です!!!更新頑張ってくださいっ! (2016年10月24日 21時) (レス) id: fb10959e04 (このIDを非表示/違反報告)
りょーた丸(プロフ) - みゆさん» ちょっと変態で、でもしっかりしてる龍友くんをイメージして書きました。いつもの龍友くんを意識したので、そう言っていただけると嬉しいです! (2016年10月24日 6時) (レス) id: 15c1d920a6 (このIDを非表示/違反報告)
りょーた丸(プロフ) - カエデマンさん» 返信遅れてました!申し訳ありません!頑張ります!これからも応援よろしくです! (2016年10月24日 6時) (レス) id: 15c1d920a6 (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - 龍友くんかっこよすぎます、 (2016年10月24日 3時) (レス) id: fb10959e04 (このIDを非表示/違反報告)
カエデマン - 小説良かったです。頑張ってください (2016年9月12日 17時) (レス) id: 469e32b0ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りょーた丸 | 作成日時:2016年8月26日 0時