図書隊のちっちゃい女の子 (ページ4)

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笑う正論ページ4

Aside

郁「おりゃあ！！」

午後は格闘技訓練。

また郁が女子を投げた。

「私たちじゃ相手になんないよー」

「うんうん。笠原は桜木と組んでよー」

郁「うーん。Aだと身長差が…」

『なんだって？？』

郁「怪我しちゃうと嫌だし…」

まーそりゃそうなんだけどさ。

ちっちゃくて悪かったですね！

堂「笠原は俺と組め」

ど、堂上教官？！

小「じゃあ桜木さんは俺と組もうか？」

『えっ？！』

小「大丈夫だよ。ちゃんと手加減するから」

堂上教官とは正反対の優しい笑顔。

『えっと…小牧教官、で合ってますか？？』

小「うん。よく覚えてるね。合ってるよ」

この人めっちゃ優しい…

バァァン！！！

小「？！」

音がしたほうを見ると郁が堂上教官に投げられていた。

堂「受け身くらいまともにとれるようになってからそういう口は利くもんだ」

うわー

わたし小牧教官でよかった…

小「桜木さん、あれ…」

『えっ』

小牧教官の指差したほうを見ると郁が起き上がって助走をつけて堂上教官に向かっていっている。

ドンッ！！！！！

小「ブフォ！ゴホッ、、ちょ、笠原さん、ww」

なんと郁は堂上教官にドロップキックをかましたのだ。

『あーもう何やってんだか…』

郁はそのあと堂上教官に腕ひしぎをくらって泣き叫んでたけどね。