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『…結局、ストーカーはどうだったの？』
それが聴ける前にここに来てしまったのだった。
大｢あぁ。やっぱり彼だったよ。｣
『…そっか。』
私達の言う彼とは、私の友達の彼氏であった。
『いやな予感はしてたけど…。』
私は、聖生にあう1週間前くらいからストーカー被害にあっていた。
変な視線を感じたり、時には家に鍵をかけて出かけたのに帰って来ると鍵が空いていたりすることもあった。
警察に言ったが、犯人もわからず相手にされなかった。
だからこそ探偵だと名乗った彼だけが頼りだった。その弱みに漬け込まれたのだ。
『…でもなんで犯人が浮上したの？』
大｢あぁ、それがね面白いんだよ。｣
そう言うと楽しそうに話し出す彼。
こういう落ち着いた雰囲気の中に少し無邪気さが出る所にも惹かれたのだ。
…我ながら不覚である。
大｢あの男に盗聴器を付けておいた。聴いてたら彼女さんに浮気だと思われていたみたいなんだ。それこそAとのね。｣
『ええっ。そんなわけ…。』
大｢そう思うだろう？でもね、彼ら同居してたらしいんだけど、Aの家の合鍵。Aの服が彼の部屋から見つかったらしい。更にはAがしてたネックレス。これはわざわざ同じのを買ってたみたいだけどね。
こんなのが出てきたら誰だって浮気だと思わないかい？｣
『…確かに。私なら思うかも。』
大｢だろう？｣
『あ…。だからか…。』
ストーカーが発覚してから数日後。急に友達の対応が冷たくなり嫌がらせも受けるようになった。
それはこの事だったのか…。
大｢あの女は最低だったよ。タイプでも無いのに自分の手を汚してまで殺 すのは。｣
『え…殺 したの？』
大｢あぁ、彼女が君の名前を売った女さ。最後まで醜かったよ。｣
『…ちょっとまって、その子が私の名前を出したから私の存在を知ったって言ってたじゃない。』
そう問い詰めると、焦った顔をして目をそらす。
大｢……。｣
『じゃあ、私を知った本当の理由は…
…いやそれより、どうしてその子を殺 しちゃったの？彼氏の人ならまだ分かるけど…。』
大｢あの女Aを殺 そうとしてたんだよ。それこそ彼氏とグルで。彼氏はどうしても女と別れたくなかったんだろうね。手伝っていたよ。｣
『…そっか。』
大｢女にとっては君が目障りで仕方なかったんだろう。いやぁ、女の嫉妬は怖いね。｣
やれやれと言う彼を少し見つめた。
大｢…なに？｣
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かまぼこ(プロフ) - miuさん» コメント有難う御座います！これからどんどん大外さんの沼に引っ張っていきますからね。笑 (2021年7月4日 17時) (
レス) id: 874a5f90bb (このIDを非表示/違反報告)
miu - 面白い！夢主ちゃん可愛い…大外さんも好きになり始めている私がいる、だと？続きが楽しみですねぇ！！ (2019年6月4日 14時) (レス) id: 48990d20a5 (このIDを非表示/違反報告)
かまぼこ(プロフ) - ゆめみさん» 大変嬉しいお言葉有難うございます…！これからも頑張って参りますので何卒宜しくお願い致します！ (2019年3月14日 1時) (レス) id: 6ddc4faae6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめみ(プロフ) - すごく面白いです!!!! 続き楽しみにしてますね！更新ファイトです♪頑張ってください！ (2019年3月4日 22時) (レス) id: 00e2acef5f (このIDを非表示/違反報告)
かまぼこ(プロフ) - ちえさん» 有難うございます…！可愛らしく思って頂けて嬉しいです！これからも宜しくお願い致します！ (2018年8月25日 16時) (レス) id: 6ddc4faae6 (このIDを非表示/違反報告)
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