遭難 ページ10
そのころ。
彼女は遭難していた
参った。
ここ…どこ？
アマイモン様…あの人、フーシャ村に繋げるって約束してくれなかったっけ…？？
シャン《ちょっと！Aちゃん？しっかりなさい！今気を失ったら、危険よ！！》
一生懸命励ますシャンジュリーヌの声をききながら、彼女の意識は深く深く沈んでいった
…実際、アマイモンは約束を破ってはいなかった。
ただ、島へではなく、近海の海に繋げてしまった。それだけ。
そう、ただそれだけ。
が、彼女は体力・筋力がない。魔術の代償でこれが大きな欠点だ
(あと方向音痴)
ここでもその欠点が大活躍し、漕いでも島につかず、船の上で倒れたのだった。
しかし。
彼女が自力で漕ぐより、そのまま海流に乗った方が早く着いたようだ。
なぜって、彼女が気を失ってからさほど時間が過ぎないうちに、
彼女の小舟はフーシャ村の海岸に乗り上げたのだ
？「しゃ、シャンクスー！どうしよう！港に女の子が倒れてる！！」
シャ「おールフィ。なにを騒いでるかと思ったら女の子かー、
って…ん？？
おいおい、そりゃあ大変だ。ルフィはマキノさん呼んで来い。
俺が先港にいってみるから」
ルフィ「おう！わかった！！」
ルフィはすばしっこく、すぐ姿がみえなくなるが、
シャンクスはそれよりも早く港に向かった。
見聞色で何となく察知し、疑っていた。
が、有り得ない。あれから12年も経っている
そんなシャンクスの考えは
小舟を見た途端消え去った。
シャ「うそ…だろう？」
かつて組み手をしてすっ飛ばされてから12年
目の前に倒れる子はあの時から変わらない綺麗な金髪と1房の白い髪、
あの時より少し大人になった顔と少しのびた身長。
紛れもない。この子は、レイリーさんの姪っ子だ
そう、シャンクスは確信した
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カナ(プロフ) - rinaさん» 顔を出すだけしかできない日もあり、さっさか更新はできない中、そう言って頂けるのはすごく嬉しいです^ ^ ありがとうございます！ (2016年9月24日 21時) (
レス) id: 86f63bd068 (このIDを非表示/違反報告)
rina - すごくおもしろいです。 (2016年9月24日 17時) (レス) id: 65ae9a78b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カナ | 作成日時：2016年2月8日 15時
