あれから数ヶ月 ページ28
あ「今日は午前中お店混んでて午後になっちゃったからなー
ルフィ大丈夫かな…そろそろ目的地まで行けると思うんだけど」
あれから数ヶ月…
私は生傷絶えないルフィの手当をする為だけにコルボ山へ向かった
エースの背中を見ることはあっても、魔術ナシでは固く閉ざされたエースの心は開けられそうになかった
時々チラッとサボの姿を見たこともあった
けど、私はあの時少し話しただけだし、親友があの様子じゃ、話なんて到底ムリである
と、考えながら走ってると
ドサッと上から木の枝が落ちてくる
あ「うっわ！あぶな…」
鳥か？と思い上を見上げると、なんと、エースがせっせと木の上で働いていた
あ「…久しぶり、エース」
私が声をかけると、予想以上にビクッとはね、物凄い勢いでこっちを振り向くエース
エース「なんだ、お前か」
あ「なんだってなによ…ちょっと驚きすぎじゃない？
何してるのー？」
エース「ブルージャムかと思ったんだよ…
これは海賊貯金の移動だ」
エース…前、私に貯金の場所知られただけであんなに嫌がってたのに、移動したって言っちゃダメじゃん
あ、ルフィに負けず劣らずエースもおバカさんなのか？
……ところで
あ「ブルージャムってたしか…」
エース「海賊だよ…おい、どうした？」
私は口をあんぐりと開けていた
エースがビックリするくらいに。
そうだった。そういうことか！
あ「ブルージャムが来たのかってビクビクしながら宝移してるってまさか…」
理由は覚えてるから全て知ってるけど
エース「ブルージャムのとこのチンピラの宝に手つけちまったんだよ」
そーだそーだ…思い出してきた…
ルフィが危ない！！
あ「ねぇ、ルフィとサボは？」
エース「サボは様子見に行ってる
ルフィは…」
サボ「おい！エース！！ と、お前はいつだかの女」
エースがルフィの事を話そうとした時、サボが血相変えて走ってくる
エース「どうした？今までの所、海賊が来てたか？」
サボ「来てねぇ…来るわけねぇんだよ！あいつ、まだバラしてねぇんだよ！」
エース「！！」
あ「そーいうこと…」
知ってるけど。
ルフィ！
ごめんね、私何も出来なくて
でも、少しでも、ルフィが傷つかないようにしなきゃ…！
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カナ(プロフ) - rinaさん» 顔を出すだけしかできない日もあり、さっさか更新はできない中、そう言って頂けるのはすごく嬉しいです^ ^ ありがとうございます！ (2016年9月24日 21時) (
レス) id: 86f63bd068 (このIDを非表示/違反報告)
rina - すごくおもしろいです。 (2016年9月24日 17時) (レス) id: 65ae9a78b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カナ | 作成日時：2016年2月8日 15時
