ひねくれ坊主 ページ21
自分の担当の仕事を一通り終え、青い空を仰ぎみる
少しでも早くルフィたちのところへ向かいたくて早起きをして洗濯を終える
あとは帰り道で食料調達をしてくるだけだ
組み直して貰ったシフト通りだと、混み始めるお昼頃から店に戻らないとならない
マキノさんはご飯を作って早々にお店の方の準備へ向かったようだ
とりあえず口にマキノさんの作ってくれたおにぎりを詰め込み急いでコルボ山へ向かう
毎度思うがフーシャむらとコルボ山ってなぜこんな地味に距離があるのだろう
ついたときにはもうエースのみならずルフィすら居なくなっていた
何となく人の気配を追って森の中へ入ってみる
少し足場は悪いがそれだけで距離は無いため
あまり体力は奪われない
…見つけた。あまり進んだ気もしていなかったが、意外と早く追いついたのだ
エースに
彼もこちらに気づいて足を止める
そして驚いている
エース「お前っ…いつ来たんだよ！？
それに何でオレを見つけられんだよ！
あいつは振り切ったのに！！」
ルフィと私を並べて考えないで貰いたい
あ「あのまだ小さくてかわいいルフィと一緒にしないでね」
どうしたんだろう。
エースは最初に大声を出したきりもごもごとなにかを言っていて全然会話にならない
そうか。この子人との上手い関わり方を知らないんだ…
それに私初対面で顔にもみじマーク付けたし
エース「…ごめん」
あ「え？」
エース「だーかーら！すまなかったつってんだろ！？
こないだお前怒ってただろ！？」
あ「あー。なるほど。
でもそれはルフィに謝ってね 私はいいから」
エースがビクッと体を震わせる
あ「いや、私はもう怒ってないよ。
エース君、ホントはいい人だって分かるから」
エース「は！？お前っ 何言ってんだよ！？お前がオレの何を知ってんだってんだ！オレなんか」
そっか。いきなりこんなこと言われても驚くよね
私もまだまだこの世界との付き合い方に慣れていない
あ「だって目が真っ直ぐだもん 目を見れば分かるよ」
ロジャーにそっくりの真っ直ぐで燃えるような信念をたたえた目
エース「お前は！何も知らねぇくせに何を言ってんだ！
悪魔の子がいいヤツなわけねぇだろ！？お前も知ったらどーせ軽蔑するに決まってる！」
あ「悪魔？」
それはロジャーのことか。
エース「ゴールドロジャーだよ」
恨めしそうに言った後、彼はハッと顔を強ばらせる
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カナ(プロフ) - rinaさん» 顔を出すだけしかできない日もあり、さっさか更新はできない中、そう言って頂けるのはすごく嬉しいです^ ^ ありがとうございます！ (2016年9月24日 21時) (
レス) id: 86f63bd068 (このIDを非表示/違反報告)
rina - すごくおもしろいです。 (2016年9月24日 17時) (レス) id: 65ae9a78b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カナ | 作成日時：2016年2月8日 15時
