「嫉妬」 ページ30
視点無し
朝の7時を迎えた
エイレーネーは街を当てもなく歩いていた
住宅の窓が開き、料理をする匂いや子供の元気な声
それが歩く度に聞こえ、平和なんだなとボケてしまう
『(そういえば、武器を注文しないといけないや。まぁ、自分でも作れるんだけどね)』
仮面のおかげで赤くなった目は隠せている
もう少ししてから武器を注文しよう、そうエイレーネーは思った
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_____
「エイレーネーとはいつの間にか仲が良くなったんだな。」ムス
「まぁまぁ、リムル様。本人が希望されたんですから。」
「(俺が最初に見つけたのに…)」
一方、鍛錬を終えた紅丸はリムルと雑談をしていた
主にエイレーネーについて。
リムルは見ていたのだ。
初対面のはずである2人が仲良く話している姿を。
それに紅丸から聞くと、エイレーネーから様付けや敬語をやめて欲しい、と言われたそうだ
それについてリムルは気に食わなかった
自分がタメ口でいいよ、と言った時は嫌そうな顔をしていたのに。
初めて会った時も顔を見せようとしなかったのに
いつの間にかタメ口になって
顔を出して話していたのか
何で紅丸に対してすぐ心を開くのか。
気に触ってしょうがない気持ちだった。
「エイレーネーはいい方ですよ。いつか心を開いてくれますよ。」
「……俺だけ嫌われている気分」
「リムル様、失礼を承知して言いますが」
「?」
「それって嫉妬…では?」
「へ」
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____
『じゃあこんな感じのをぉヘクチッ』
「大丈夫だべか?」
『ごめんなさい、大丈夫です。ではこんな感じのをよろしくお願いします。』
「わかっただべ。」
『(次はバイト探し、か)』
次回予告 嫉妬を学んだリムル。
果たしてどんな行動に出るのか
次回 「所有物」
デュエルスタンバイ☆
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銀狐 - めっちゃ面白かったです!┏(┏ .-. ) ┓ (2022年12月28日 17時) (レス) id: 3b481c62df (このIDを非表示/違反報告)
リライアレ - まだまだ序盤しか見てないのですが、それでもめっちゃうずうずと面白さでしにそうでした......()こういうの書ける人は神です!!(転スラの小説書いてたけど打ち切りにした奴)無理しすぎず、頑張ってください!! (2022年1月18日 23時) (レス) @page14 id: 663f0e6595 (このIDを非表示/違反報告)
ミサンガ(プロフ) - あの…面白くって一気読みしたのですが、何故か続編に行けません… (2021年12月3日 5時) (レス) @page50 id: 36cd6551f0 (このIDを非表示/違反報告)
葵 - メッチャ面白かったです!今までの悪女のやつとは、また違った面白さがありました!これからも頑張ってください! (2021年11月4日 0時) (レス) @page50 id: 6b19049b00 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - めっちゃおもしろかったです!こういうのを思いつく作者さんはマジ尊敬します。頑張ってください! (2021年9月20日 18時) (レス) id: 4e04052b96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くらげ。 | 作成日時:2021年4月26日 23時