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そんなたわいも無いやり取りをしていると、訪問を知らせるベルが鳴る。
きっと注文したステーキが届いたのだろう。
��A。ステーキが来たみたいだ。
行ってくるね。��
そうメッセージを送信してから僕はドアを開けた。
「ヤー！ジョングク！
army達がお前に逢いたがっているぞ」
扉を開けるとそこにはスマホを構えたJNヒョンの姿。
しまった。ルームサービスだと思い込んで確認せずにドアを開いてしまった。
僕はそう思いながらも瞬時に切り替えて笑顔でカメラの前のarmy達に向かって左手を隠しながら右手で
指ハートを作る。
「はーい！army。
僕も逢いたかったです！」
「おっ！グクいいよー！
流石グク！視聴者が一気に増えたよ！
army達、このままグクの部屋で続きをしたいと思いまーす」
「えー、なんで僕の部屋でするんですか？
ヒョンの部屋でしなよ」
「また戻るのめんどくさいでしょ。
それにarmy達もグクの部屋が良いっていってるから」
そう言いながらもヒョンはどんどん僕の部屋の中へ進んでいく。
JNヒョンのその姿に僕はもう諦めてこのままVliveに参加することにした。
僕は先に進むJNヒョンの手にあるカメラに左手が映っていないのを確認してそっと指輪を手から抜き取ってポケットに大切に仕舞い込んだ
僕は、この部屋に訪問者が来るなんて予想もしていなかったから、いつも仕事の時は外している婚約指輪と結婚指輪を着けていたのだ。
彼女とペアのこの指輪は普段ほとんど付けれないから
その分一人切りになったときには出来るだけ着けるようにしている。
数少ない彼女との繋がりを感じることができる世界に二つしかない僕の大事なものだから。
でも、流石にこの指輪をつけたままarmy達の前に出るわけにはいかない。
だから、突然の訪問に焦りつつも、外すタイミングを見計らっていたのだ。
「ジョングク。なに玄関でモタモタしてるんだ。
早く来ないか」
その声に僕は意識を指輪からVliveに集中させる。
「今行きますよ、ヒョン」
自分の部屋のようにソファーで寛ぐヒョンに近づき、僕もヒョンの横に座ってarmy達との交流を楽しみ始めた。
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優(プロフ) - とても読んでて楽しかったです！続きのパスワード教えて欲しいです！ (2022年2月8日 12時) (
レス) @page37 id: 95db141eb0 (このIDを非表示/違反報告)
美加莉(プロフ) - さくらさん» あ！そうなんですね！！いえいえ、全然大丈夫です！ご対応ありがとうございました😭 (2021年11月23日 21時) (レス) id: d0142f9e8a (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 美加莉さん» すみません！最初に小春という名前で始めた名残で一旦、小春という名前で書いて後で名前変換できるようにしています。ですが、所々出来ていなかったみたいです。サッと直しましたが多分まだ直せていない部分があると思うので、時間がある時に見直して直していきますね。 (2021年11月23日 21時) (レス) id: 7b4f4afa76 (このIDを非表示/違反報告)
美加莉(プロフ) - いつも楽しみに拝見しています！一つ質問なのですが名前の小春というのは主人公の名前なのでしょうか？ (2021年11月23日 21時) (レス) @page17 id: d0142f9e8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくら | 作成日時：2021年11月15日 19時
