【呪術廻戦】結婚するのか俺以外の奴と【伏黒恵】

41． ページ43

恵side


先輩達にパシられた(主に真希さん)

釘崎とAの3人で自販機に向かう


Aは釘崎と合わないんじゃないか

少し不安ではあった

だが、俺は忘れていた

Aは割と静かなタイプだがどんな性格の奴らとも
うまく関われる奴だった

言うなれば陰にも陽にもなれる


『自販機ちょっと遠いよね…』

「それな。しかもその上種類も少ないとか」

「仕方ないだろ入れる業者も限られてんだ」

『そうだけどさ！抹茶ソーダないんだよ？！』



((それは多分滅多にないだろ))



Aの隣を歩く釘崎も同じような事を思ったのだろう



自販機へと向かう途中医務室の近くを通る

すると、待ち構えていたかのようにカーテンがシャッと開いた



「Aちょっと手伝ってくれない？」

んーと呟いてこちらをチラッと見て

もう一度家入さんの顔を見て少し目を開いてから

『今からだよね？』

「あぁ都合が悪かったならいい」

『あ、ちょっと待って手伝うよ？！』

「飲み物は俺らで買ってくる」

『ん。ごめん恵と野薔薇ちゃん!!お願いしちゃってもいい？』


硝子さんの手伝いって何すんのよA…と
ぽそりと呟いた釘崎

「あんた、多彩なのね…」

『そんなことないと思うけど…ありがとう』

「家入さんの手伝い行ってこい俺らのことは気にするな」

『わかった！じゃあ硝子さんのとこ行ってくるね』

「あぁ」




自販機で飲み物を選び始めたとき
ふと、釘崎がなぁ、と口を開いた


「伏黒、あんたAのこと好きだろ」(断言)

「は？」

「は？じゃねぇよ隠してるつもりかよ…」


そう言って釘崎は大げさにため息をついた



俺そんなに分かりやすいのか(ｎ回目)

42．→←40．

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す