【呪術廻戦】結婚するのか俺以外の奴と【伏黒恵】

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目が覚めると鼻につんとくる匂い

窓から差し込む夕日の赤

『んっ…？』

とりあえず起き上がろう

『痛っ…』

頭に痛みが走る

ここは…医務室？

あ、そっか私昨日あの後倒れちゃったのか
また迷惑かけちゃったかな

ふと足のあたりに何かが乗っている事に気がつく
慎重に体を起こしてその方向を見れば
つんつん頭

しゃっと音を立ててカーテンが開く

「Aよかった目覚めたんだな」

『硝子さんごめんなさい』

「本当だよ無茶するな」

『あ、あの！恵…いつから』

「倒れたAを運んできてからずっと」

『丸一日も？』

「…？3日だAは呪力消費の疲労で3日間寝てた」

『え？…その間ずっと？』

「あんま寝てなかったんだ少しねさせてやれ」

『う、うん。硝子さんもそんなに寝れてないよね…ごめんなさい』

「これが仕事だ仕方ないそれにAを無理に戦わせたアイツが悪い」

『あ、そうだ悟くん』

「今日は上に呼ばれてたから、たぶん来ないな」

『そっか』

「それよりAこの子とただの同中じゃないだろ？」

隈で疲れてることが伝わる目をにやにやさせて聞いてくる

『元彼です…大切な人です』

「そんなところだろうと思ってたよ」

「正直今はどうなんだ？」

『今…今は』

「…んっ…」

もぞっと恵が動く

硝子さんとの会話が聞かれてはいけない

そう思って口をつぐんだ

『おはよう恵』

そう声をかければ眠たそうな目でこちらを見てくる

「…A……A?!大丈夫だったのか??」

『うん平気だよごめんね心配かけさせて』

「Aその子は謝るより
　感謝されたほうが嬉しいと思うぞ 少なくとも私は…だがな？」

確かにそうかもしれない

『ありがと恵』

「いや…別に当たり前のことした…だけだ」
ぷいっと顔をそらしてしまう

硝子さん

恵は嬉しくないみたいですありがとう

むしろ嫌そうです

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