【呪術廻戦】結婚するのか俺以外の奴と【伏黒恵】

24． ページ26

まさか野薔薇ちゃんと悠仁に呪霊退治をさせるとは


あ、間違えた野薔薇ちゃんと悠仁と私にやらせるとは


私は元々体力がないから正直一人で3級を倒せるか…いや4級…？

とにかく私は弱い


術式も弱い


私は生まれつき出来損ないだった

それに加え呪霊もお化けもトラウマ

橘本家から見放されるのは当然の事だった(

出来損ないと言われるのが怖くてとにかく頑張った
人一倍いやもっと二倍も三倍も

それでも私は学力と戦力足してみれば平均だった

出来損ないは出来損ないにしかなれなかった


「…い！…ぶか？A！」

悠仁に名前をよばれはっとする

今は集中しなくちゃいけない

すぅっと深呼吸をする

『大丈夫！ごめんね考え事してた』

そう答えれば上へと進んでいく野薔薇ちゃん

手分けして祓っていくみたい

「ぼーっとしてやられたら容赦しないわよ？」

その言葉に一瞬顔をこわばらせた私を見て二人はぷっと吹き出した

刹那、一気に気配が近づいてきた…

上?!

『悠仁！』

私が声を掛けるより前に悠仁は目にも止まらぬ速さで呪霊の腕を切り落とす

「さんきゅ！A！」

そう言いながら呪霊の真正面を通り祓いきった


『私また何にもできなくてごめん…』

「いいよいいよ！俺の経験になるし！」

やっぱり悠仁は呪術師には珍しいお人好しだと思う



恵side

「やっぱり俺も行きますよ」

「無理しないの病み上がりなんだから」

「それに虎杖は要監視、Aは戦えるのか怪しいんですよ？」

「まぁね。でも…」

「今回試されてるのは野薔薇とAだよ」





「確かめたいのさ野薔薇のイカレっぷりをね」

「…Aは？」

「僕は呪霊(奴ら)に対してトラウマを持った後のAしか知らない」

「見たいんだよ。イカレたAを」

「…もし、…もしAが危ないと判断したときは俺は助けに行きます」

「…」

25．→←23．

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す