【呪術廻戦】結婚するのか俺以外の奴と【伏黒恵】

２０． ページ22

最悪


最悪の万が一だ


「あぁやはり！！光は生で感じるに限るな!!」

特級呪物が受肉した

恵は深手の傷を負っている

私がやらないと


「呪霊の肉などつまらん！」

「人は!女はどこだ」

「いい時代になったのだなぁ女も子供も蛆のようにわいている」

「素晴らしい」

『…るさいうるさいよ貴方さっきから』

「あぁ？なんだ女？」

『女じゃない！いや女だけど橘A！』

「A、で？なんだ殺されにきたのか？」

「A?!何してる下がれ」

『大丈夫だよ恵…虎杖くんの体返してよ』

「ケヒｯ貴様面白いなぁ」


ガッ


突然アイツが自分の首を押さえた

「あ？」

「人の体で何してんだよ」

「返せ」

虎…杖くん？

「オマエなんで動ける？」

「？いや？俺の体だし」

隣で壁にもたれかかっていた恵が起き上がった


「動くな」


「オマエはもう人間じゃない」

「は？」

「呪術規定に基づき虎杖悠仁オマエを＿


“呪い”として祓う(ころす)



『?!恵、正気？』

「あぁお前も分かってるだろ…？」

『分かんない分かんない友達を殺すとかできない』

「いやなんともねーって」

「それより橘はいいとして俺も伏黒もぼろぼろじゃん」

「はやく病院いこうぜ」

『う、うんそうなんだけどそうなんだけど』


「今どういう状況？」

「「なっ」」

『悟くんどうして!!』

「Aーただいま怪我してない？？」

『大丈夫』

「来る気なかったんだけどさ。さすがに特級呪物が行方不明となると
　上が五月蠅くてね。観光がてらはせ参じたって訳」

「で、見つかった？」


「「．．．」」


「あのー俺それ食べちゃった」

「マジ?」

「「「マジ」」」


「んー？」

「本当だ混じってるよ。ウケる」

私にはなにがウケるのかよく分かんない


そこからしばらく悟の事情聴取


『恵。無茶しすぎだよ…恵がいなくなっちゃったら…』

これ以上先を言ってはいけない

口をつぐんだ

「いなくなっちゃったら…？何だ？」

『ううん！何でもない』

「悪い一人で先走りすぎて逆に巻き込んだ」

『そんなことない！』


会話が終わって悟君たちをみると


「大丈夫、僕最強だから」

すごーい

確かに悟君はすっごく強いけどそれ自分で言っちゃうの？


「Aこれもってて」

『分かった』

「先生これは？」

「喜久福」

「「喜久福！？！？」」


この人、恵が危ないときに土産買ってる．．．




目に留めることができない１０秒間が始まった

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