おうちに帰ろ！__inar

ちぃ、ひか と、りょーちゃん家 ページ6

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それから なんとか、


なんとか落ち着かせて通常業務に戻ったオレ。




涼｢…だいちゃん、かわいかった！｣

伊｢だろぉー？｣



今は、やぶぅが休憩｡
オレは気になることが一つ…



伊｢ところで りょーちゃん｣

涼｢なに？｣

伊｢今日何しにここ来たの？｣




さっき、大声でうちのサロンに来てオレが居ないことに気づいたらしい りょーちゃんは、裏にオレがいると嗅ぎ付けたみたい。

…犬か。


そんな事を思ってるなんて知りもしない りょーちゃんは、一生懸命、｢えっと…えぇっと、｣て。笑




涼｢あっ、あのね！明日ね、お父さんがサッカーボール買ってくれたから練習するんだよ！って言いに来た！｣

伊｢ふはっ、そっか 笑…｣

涼｢…うーん…、でもやっぱりやめた、明日慧にいちゃん家行って ちぃちゃんと、ひかと、だいちゃんと遊ぶ！｣




…まじか笑

実はオレん家と りょーちゃん家はお隣さん同士。
仲はいいと思う、笑


りょーちゃんが言ってた、" ちぃ、ひか(正式にはヒカル) " この子たちは、オレが飼ってるワンコとにゃんこ。



伊｢…おまえオレが明日用事あったらどーするの｣

涼｢え？ないよ？おれ知ってるもん！

慧にぃ、28歳、彼女いない歴ウン十年、彼女できる気配なしっ！！

……ふふん、どーだ！！｣




してやったり、って顔してビシッ！と指をさしている…
むかつくぅ。






………………その通りだから言い返せない。





伊｢…むぅ｣

涼｢くふふっ｣




イタズラ大好きな年頃だよなぁ。笑

オレとか やぶぅにイタズラばっかしてくるコイツも家とか学校では良い子にしてるんだよね。


かわい、笑



そして りょーちゃんの家は、軽く動物園状態で、その子たちのトリミングをオレらがよくやるんだ。




涼｢…ね、カブトムシの幼虫いるー？｣

伊｢え、いらな…｣

涼｢あっ、やっぱりあげなーいっ！｣

伊｢……あそ｣





よく分からないやり取りをして満足したのか、｢じゃっ！｣てカッコつけて帰ってった。




薮｢…台風みたいなやつだよな笑｣

伊｢ぁ、やぶぅ、おかえり｣

薮｢だいちゃん、疲れたのか俺が見てない間に寝ちゃったよ。
お前の上着頭から突っ込んで隠れたつもりなんだろうけどケツ見えてんだよね。笑｣





なにそれ。
だいちゃん、かわいい。




けど、まだガっと距離をつめるのは良くないもんね


しばらくは、だいちゃんの好きにさせてあげよう。




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