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あの人は�� ページ4
───
「私の指導不足を見かねての指名か......あえてかつての名を出して指名してきたということは......怖ぇ怖ぇよ.........。
震えるなこの足め......！」
「(オールマイトがガチ震いしてる！！)」
「存分にしごかれてくるくく......るといいぃい.........」
「(どんだけ恐ろしい人なんだーー！？)」
距離感のない嵐のような人と会ってから数日。
僕はもうすぐ職場体験に行くことになる。
で、この短い間にあの人について分かったことがいくつかある。
まずひとつ......
「あ、緑谷くん〜！」
「へあっっ！！！」
雄英の生徒で、僕の先輩だということ。
「ふふふ、相変わらずの反応でかわいい......。」
「せ、先輩......！！？」
ここんにちは、とキョドりながらもなんとか絞り出すと、笑いながらこんにちはと返してくれる。
「あ、オールマイト先生だ。こんにちは！」
「おおこんにちは、
「えっへへ、“かわいさのかたまり”見つけたからいつもより元気かも〜」
先輩の名前は
そして──
「お、職場体験かー！懐かしいな。」
───去年、唯一相澤先生のクラスだった人だということ。
.........っていうか、“かわいさのかたまり”って何！！？僕のこと！！？ちょっと不服！！
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作者名：黒川美森 | 作成日時：2020年3月29日 1時
