君と僕。～ずっと一緒～ (ページ23)

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１よん　＊ブレイクタイム前半＊ページ23

あ『・・・なかなかやるな。』

千鶴「・・・ツッキーこそ。でも、勝つのはオレらだ！！」

あ『ふっ。ならば、受けてみるがよい！！』

祐希「・・・何してんの？」

シャクシャクとかき氷をほおばる祐希。
試合なんかしてません。
先ほどまでの茶番は何だったのか。
海の家付属のパラソルの下。
只今、絶賛休憩中。

あ『バレーの試合に緊張感付けてみましたー。』

千鶴「ドラマの最終回直前みたいじゃん？」

あ『面白いでしょ？』

ねー、と満面笑みの2人。
アホ全開。

祐希「・・・そうだね。視聴率最悪のドラマみたい。」

興味なさそうにかき氷をつつく。
シャクシャクと、つつくたびにかさが減っていく。

あ『わ、ひっどーい！！ムカついたー！』

祐希の対応に怒りだすA。

祐希「だって、ホントのことだし。」

あ『だからってー。楽しくていいじゃん。祐希のバカ！！』

祐希「バカはAでしょ。赤点常習犯だし。」

あ『祐希だって悠太のノートなかったら赤点じゃん。」

祐希「そのノート見ても赤点とるのはAでしょ？」

悠太「2人ともその辺にしなよ。」

あ＆祐「悠太は黙ってて！！」

悠太「あ・・・はい。」

だんだんとヒートアップしていく2人の仲裁に入るも無駄。
争いは収まらない。
普段、仲裁に入る春すらも入れない状況。