ドS王子が彼氏になりまして。 (ページ7)

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正門さんページ7

今日も王子のお呼び出しでお城に向かう

正「Aさん、」

『あ、正門さん』

大広間で掃除をしている正門さんに会った

正「今日も王子からお呼ばれで？」

『はい、昨日電話で、』

「明日は1日俺に構う！王子の命令や！」

『って言われまして』

正「はは笑すっかり懐かれてますね」

『嬉しいです、日に日に仲良くなれてる気がしてて』

正「夕食の時の王子なんて、口を開けばAさんの事しか話しませんもん笑」

『そうなんですか？』

正「今日のAもめちゃくちゃ可愛かった〜とか、たまーに、正門Aのこと口説かんといて！って笑」

『えぇ、そんな事、笑』

確かに王子の部屋に行く前いつもここで掃除している

正門さんと少し話してから行くけど

正「王子、ほんと嫉妬深いので、」

『そんな感じはします、ね笑』

正「ふふ、まあそれだけAさんを好きなんですよ」

微笑みながら話す正門さんはまるで王子の親みたい

『じゃあ、そろそろ私行きますね』

正「すみません、また引き止めてしまって」

『いえ！ここで正門さんと話す時間も好きなので笑』

正「ありがとうございます」

正門さんお得意のぽやぽや笑顔

正「あ、ちょっと待ってください」

『はい、？』

誠也くんの部屋に繋がる階段を上がろうとした時

正門さんに引き止められた