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「なーに下向いてんねん、」
手で顔を上げられる
『いや、て、ていうかなんですか、練習って、』
「俺が満足するまで誠也くんって呼んで？」
『へ？無理です、！そんなの』
「なんでやねん、笑 名前呼ぶだけやろ」
そう言われれば、そうなんだけど...
「ほら、言うて」
『...誠也くん、』
「目逸らさへんの、もう1回」
『、誠也くん』
「もっかい」
『誠也く、っん』
その途中で、触れるだけのキスをした誠也くん
「何休んどるん、もっかい」
『だって、誠也くんが』
「可愛ええから、キスしたなってんもん」
と悪戯に笑う
「ほら、早く」
『誠也く、』
そのあとも私が名前を呼ぶたび
彼からのキスが止まなかったのは、言うまでもない
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作者名：桜 | 作成日時：2022年2月27日 17時
