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今日はついてるとか思っていた自分が馬鹿みたいだ。どちらかというと最悪な日だ。
ん?でも土方さんに言わなければ始末書は増えないのでは……?
『ふふっ、やっぱり私、天才じゃん。そうと決まれば口が裂けてもこの事は言わない……フッ』
沖田「何を言わないんですかィ?」
『そりゃあ桂を取り逃した事に決まって………ァァァア!!そ、総悟!!』
沖田「へぇー。桂を取り逃したんですかィ」
『う、うそうそうそうそ。今の冗談だから』
沖田「心配しなくても、一部始終全部見てやしたよ」
『なになになになに!?あんたストーカー!?!?』
沖田「ンな訳ねェだろィ。たまたま通りかかったんでィ」
『そ、そっか。そんな事はどうでもいいからさ、この事土方さんには絶対に言わないでね』
沖田「それはどうかなー」
『お願い!マジで!』
沖田「今日の晩飯の唐揚げ全部で考えてやらねェこともないですぜ」
『か、唐揚げ………!!!・・・クソっっっ!分かった!手を打とう!!』
沖田「ンじゃ交渉成立でさァ」
その日の夜、私は約束通り全ての唐揚げを総悟にあげた。おかわりに行こうとしたら目で脅されるしやっぱり厄日だわ、今日。
そして総悟はというとあの後土方さんに言ったらしく、後日、私の始末書が以前の倍以上になったのは言うまでもない。
くっそあのドS。いつか絶対に弱み握って揺すってやる。
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沖田征香(プロフ) - あいみさん» ですね!沖田ってのがまた最高です! (2018年1月19日 23時) (レス) id: b5d4369b14 (このIDを非表示/違反報告)
あいみ - 沖田とのギャグ愛系って面白いですよね〜 (2018年1月19日 22時) (レス) id: f2252bdf99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:沖田征香 | 作成日時:2018年1月19日 20時