気づけば隣にドS君がいる訳で【名前変換オリジナル】

4話 ページ6

「あ、そうだ、Aちゃん。

今不快な気持ちにさせちゃって悪いんだけど…
明日から陸、Aちゃんの学校に通う事になってるから…

明日からよろしくね？」


A「…………え？」


その事を聞いた途端、一瞬私の起動が止まった

え？ちょっと待て。今何て言った？

明日から私の通ってる学校に通う、だと…？


いやいやいや！！絶対……って、あ、別に私のクラスに来るとかそういうのは言ってないじゃん…

別に歳も同じな訳じゃないでしょ？

まあ、同じ学校に通うとはいえ、そこまで隣の席とかそういうのは無いよね…


いや、そうでいてほしいです絶対。


「あ、そうなんですか！明日から一緒の学校に通うんだったら、Aと一緒に登校してはいかがです？

Aだって、そっちの方がいいと思いますし。ね、A」


………………………ん？

え、いや、ちょっと待ってよ。

今何かお母さん爆弾発言しなかった？


しかもあんな無愛想な子と行きたくないよ！？

陸君、だっけ……？

めっちゃくちゃ怖いじゃんあの子……！！


A「いや、行くなんて一言も……」

「本当ですか！！それだったら陸も喜ぶと思います…！

陸をよろしくお願いします、Aちゃん！」


何か弾けたように喋る隣のお母さん

いや、喜ぶってそれは無いと思いますけど…

しかも強制的に決まっちゃったよ…

これ、ほんとにいいのかな…？明日から学校行きたくない…


A「え、えっと…はい…」


はあああ…もうこれ最悪だよ…

しかも苦手なタイプの人と朝一緒に行くなんて…

陸君イケメンだし、絶対朝から黄色い歓声を浴びるんだろうなあ…

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