気づけば隣にドS君がいる訳で【名前変換オリジナル】

31話 ページ33

放課後



長かった昼休みも終わり、

ついに……この放課後という案内の時間がやって参りました

普通、放課後と言ったら喜びの時間だと思うが、私はその逆。


今日から地獄の時間となるに違いない


この間まで平凡だったこの時間帯は、どんどんその関係を崩していくだろう

あー…毎日、学校行きたくないって思ってしまう…


陸「……い、聞いてんのか」

A「へっ！？…あ、ご、ごめん…」

陸「…お前、妙に顔赤くなってないか？」

A「え…………」


え…まさか、風邪………？

そう思い、自分の額に軽く手を添えてみる

少し…熱くなっているような気がした


いや、風邪では無いと思う…


だってついさっき、上原君に唇塞がれたんだよ…？

それに、私の耳が弱い所を知って変に呟かれたんだよ…？

それが原因で赤くなってるんじゃ…


A「いや、さっきの事でなったんじゃ…」

陸「……ほんとかよ」


上原君の手が私の額に軽く添えられる

う……ますます熱が上がっていくような気が…


陸「あっつ！！お前この熱さ異常だって！！」

A「え…そんな訳………」


あれ……どんどん視界がぼやけてきた…

しかも、体がさっきからダルいし……

あ、やば……倒れ、る…………


陸「お、おい！！」


上原君に抱き締められ、そのままバサッと倒れた


陸「＿＿＿＿＿！！……＿＿＿＿！！」


上原君が何か口を動かして言っているようだが、私には眠気が強く、

上手く聞き取れなかった


ごめん………上原、君………

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