気づけば隣にドS君がいる訳で【名前変換オリジナル】

27話 ページ29

A「な、何回…き…キスつもり、ですか…」

陸「んー…もっと」

A「なっ…！……んんっ…！？」


また再び彼との唇が重なった

次第に段々深くなり、体の熱が段々と上がっていく

もう、自分の体のコントロールが出来なくなっていた


A「んぁ……ふぇ…ぅあ…」


小さい隙間の中からでも、器用ににゅるっと彼の舌が入ってくる


舌が入ってくると同時に、自分でも聞いたことのないような甘い声を出してしまうため、

聞いているだけでも恥ずかしくなってしまう


何でこう……自然に出てくるんだろうか…


そう思ったと同時に、彼の舌がにゅるっと抜かれた


陸「…そんな甘い声を出すんだったら、


昼でも夜でも構わず、お前を襲いたくなるだろうが」


そう言い、また舌を絡める彼

上原君の優しい吐息が降りかかってくるため、ますます顔の熱が上がっていく

無理にでも引き剥がそうと思っても、彼に強く後頭部を押さえつけられてるため、


逃げることなんて一切出来やしない


厭らしい音だって、嫌と言うくらいに聞こえてきてしまう

途端、彼の入れている舌が再び抜かれた


陸「ハハッ…ほんとお前可愛すぎ。何なの、その蕩けそうな顔。

見てる此方が興奮してくるわ」


口角を上げ、妖しく微笑む彼

その微笑み方が、何か対策があるような気がして恐い

恐ろしいな、って改めて思う


陸「まあ、この続きは後でって事で。そん時は覚悟しとけ」

A「っ……つ、続きって…」

陸「もちろん、今日中」

A「えっ………！？」


きょ、今日中って…

ってか、今ので終わりじゃないの！？

結構今のでも大変だったよ！？


A「い、今ので…終わりじゃ、ないの…？」

陸「…馬鹿かお前。男がそんなんでやめるかっての」

A「え、えぇ………」


…男子って、そういうもんなの？

…………狼だね、男子は

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