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11話 ページ13

A「ぇっ?ちょ…上原君?何し………んっ」


そう言い掛けた途端、私の唇に生暖かい感触を感じた

この静かな廊下には、僅かなリップ音が静かに響く

え……ファースト、だったのに……

この人……今なんで…


A「上原、君?」

陸「…あれ、顔赤くしねぇーの?んだよ、つまんねぇなぁ…」


…………………………は?

え…今何て言った?

この人…本物の上原君ですか?無愛想な、上原君、ですか?


A「え…?ちょ…どういう……」

陸「まあ、そこら辺にいる女共とは違うって事か…

ふーん……なるほど、ねえ………」


そうジロジロと私の体を見てくる上原君

この人…あんま喋んなかったよね?

何か…急にコロッと性格が変わったような…


陸「…お前気に入ったわ。


おい、今日から俺と付き合え

もちろん、拒否権は無し」


A「………は?何を、言ってるのか意味わか……んっ!?」


そう言い掛けた途端、また彼との二度目キス。

ちょ………何でこんなことっ……!!


しかもこんな奴とキスなんてっ……!!

それに長いし…息持たないよ……!!


そう思い、バッと彼の胸板を強く押す

それと同時に、パッと離れてくれた


A「ちょっ……と…!!」

陸「ハハッ…かーわい♪もっと啼いてる姿とか見てみたいけど…今日は我慢するわ


次俺に逆らった場合…どうなるか分かってんだろうな」


ギロッと私を睨みつける上原君

睨んだ目がとてもじゃないけど怖い

しかもこの人…ドS…!?
やばい…さらに近づきたく無くなってきた…


A「ひっ……ゃ、やめてよ…」

陸「フハハッ…何、その泣きそうな顔したって此方はそそるだけ何ですけど。

あ、何なら泣いちゃえば?」


そうニコッと微笑む上原君。
いかにもドSオーラを放っている事が解る

その黒い笑みをしている彼は、とてもじゃないけど恐い。恐すぎる


陸「…それと、もちろん解っているだろうが…この事を誰かに喋ったら…

どうなるか、分かってるよな?」


そう低い声で私の耳元にボソッと呟く彼

もう、私は泣きそうな状態でいた


A「っ〜!最低っっ!!」


バッと彼を押し、強制的に彼から離れる

ボロボロと涙を溢しながら、私は彼から離れ、全力で走った

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設定タグ:名前変換オリジナル , ドS , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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日暮朝陽(プロフ) - 上原くんタイプですw (2014年7月31日 10時) (レス) id: f68b0dded4 (このIDを非表示/違反報告)
ハルヒ(プロフ) - 上原君後の野良 (2014年5月25日 3時) (レス) id: dfcb6c4dca (このIDを非表示/違反報告)
笑部(プロフ) - みずほさん» 病院……まあ、翌々その気持ちは私も同じですかねw (2014年4月23日 20時) (レス) id: 9f6d5cd66d (このIDを非表示/違反報告)
みずほ(プロフ) - 上原くんカッコいいー///でも私ならご飯だけは食べたいです 笑 病院行きたくないの激しく同意です 笑 (2014年4月23日 20時) (レス) id: 8a74507ac8 (このIDを非表示/違反報告)
笑部(プロフ) - 芽璃さん» わああ!!ありがとうございます!!お気に入りもしてくれたなんて…とても嬉しいです!! (2014年4月23日 19時) (レス) id: 9f6d5cd66d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:笑部 | 作成日時:2014年4月6日 0時

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