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ー次の日ー
貴方「これから、膝の骨膜腫ステージ３の切除手術を始めます。お願いします。」
スタッフ「お願いします。」
貴方「メス。」
猫田「はい。」
よし。少しでも復帰が早くできるように綺麗にやるぞ。
うわ。結構範囲が広いな。
まあ、難しいけど、まだ切れる範囲にあるし、うまくやろう。
prrrrr
電話？
急患入っちゃったのかな？
看護師「藤堂先生、心臓血管外科からコンサルです。藤堂先生の指名をして外来に来た患者さんが倒れたそうです。心タンポナーデを起こしています。」
貴方「どうして私の指名？他に何か病気持ってる？」
看護師「他の病院で僧帽弁閉鎖不全症だと診断されたそうです。」
それはまずいな。心外の先生でも心タンポナーデのオペぐらいならできるけど、僧帽弁閉鎖不全を併発してると、血圧が上がらないはず。でもオフポンプで再建したら心臓がきっと持たない。佐伯式しか救う方法はないはず。
でも、このオペが潮先生にできるとは思えない。
あ、そっか。
貴方「世良くん。」
世良「はい。」
貴方「仮眠室からスナイプ持って来といて。」
渡海「猫ちゃん、左かな。」
猫田「はい。」
これでよし。私たちが抜けたら、潮先生にはゆっくり無理なく進めといてもらえばいいや。
終わったら戻って来て、難しいところは私がやればいいし。
貴方「潮先生。ゆっくり丁寧に進めておいてください。すぐに戻ります。くれぐれも無理しないで進めてください。無理そうな部分は私が戻って来てからやりますから。」
潮「わかりました。行って来てください。」
なんかすんなり引き受けてくれたな。
貴方「ありがとうございます。渡海先生、行こ。」
渡海「ああ。」
ーーーーーーーーーー
貴方「お待たせしました。」
猫田「左で進めてある。」
貴方「ありがと。」
さすが猫ちゃん。
渡海「A、冠動脈バイパスやったら戻れ。スナイプでこいつのオペはできない。」
あ、ほんとだ。組織が弱すぎる。佐伯式じゃないと治せない。
貴方「わかった。」
貴方「完了。世良くん、第一助手。あとはよろしくお願いします。」
渡海「わかった。早く行け。」
貴方「うん。」
無理してないといいんだけど、、、
あれ？未知子先生？
大門「Aちゃん早く行くよ。」
ひどいことになってるのかも。
貴方「はい。」
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愛梨 - さくらさん» コメントありがとうございます。ドSな渡海先生ですね。わかりました。お話の所々に入れたいと思います。リクエスト、ありがとうございました。 (2019年12月17日 15時) (
レス) id: 9259586d77 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - いつも読ませていただいています！思わずドキッとするようなドSな渡海先生がみたいです笑 (2019年12月14日 23時) (レス) id: 3885c9783b (このIDを非表示/違反報告)
愛梨 - あんこさん» コメントありがとうございます。楽しんで読んでいただけたようで嬉しいです。これからも頑張ります！ (2019年12月9日 6時) (レス) id: 184931a8c7 (このIDを非表示/違反報告)
あんこ - 8話どんな内容になるんかな〜と思ってました！オリジナルも入ってて楽しく読めました！更新待ってます！ (2019年12月8日 18時) (レス) id: 2ea9d99735 (このIDを非表示/違反報告)
愛梨 - ayameさん» コメントありがとうございます。頑張ります！リクエスト承りました。失敗しないプリンセスの回ですね。今の番外編が終わったら、書かせていただきますね。 (2019年12月7日 6時) (レス) id: 184931a8c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛梨 | 作成日時：2019年11月25日 6時
