ナースの結婚事情《Ryosuke.Y》

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山「おいっ、」




「………


反応ないね(笑)」






りょーすけが話しかける彼らの


向かいのソファーに座ったあたし







山「……コイツ、目開けたまま寝てんじゃね？」






お！い！っと、りょーすけが

ボーーっとしているあきとくんにデコピンをすると







あきと「……んっ、うわ！！！！びびった」


山「白目剥いてたぞお前」







昨日も、全然寝れてねーんだよ〜
と、大きな伸びをしたあきとくん








あきと「もうりょーすけ休憩かよ…




…………え、」






パチっと、
あたしと目が合った彼が口をポカーンとさせて固まる











あきと「……やべぇ、俺。疲労の溜まりすぎで、ついに幻覚まで見えはじめた」


山「は？」



あきと「俺の前にAちゃんがナース服着て、そこに座って笑ってる」






そう言って、あたしを指さした彼に

りょーすけがブッ！！っと吹き出した









「疲れてるとこ、ごめんね？(笑)」


あきと「やべぇよ、…幻聴まで聞こえるぞ」


「…え、いや。」


あきと「病院で診てもらわねーと……って、俺医者だったわ！！」






あきとくんの言葉に
さっきからヒーヒー言わせながら爆笑してるりょーすけ






「……もう〜」





立ち上がり、あきとくんに近づいたあたし









「Aちゃんは復帰してきました！！またよろしくね！！」



パチんっ！と、彼の頬を両手で挟むように叩く









あきと「………」



「………」



あきと「………えええええ？！！まじでAちゃんがここに居る？！？！」





目を見開いて叫んだ彼







山「ふっはっは！！！(笑)」


「笑いすぎ」






やーーーっと気づいた、、





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