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大貴の顔が見れなくて必死に走り続けた私
医者なのに…
復帰したばかりなのに。
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『…なにしてるんだろ、私。』
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はぁ、とため息をつくと、大貴がまとめて置いてくれた書類を見ようとファイルを開いた
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『…3F空きベッド2…、4F空きベッド1、5F…3』
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うそ、
大貴…、私が休憩している間に私の仕事まで終わらせて…
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『…ちゃんと、話さなきゃ。』
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パタン、とファイルを閉じ、ナースステーションに提出しようと歩き出すと、向かい側から大貴が私の元へ走ってきてくれた。
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・
有岡「あ！！いた！
っはあ、…お前、走んの早いわ！
ちょっとは自分の身体、心配しろ…うおっ、」
・
大貴の顔を見るとなんだかいろいろな感情が込み上がってきて。
気がつけば私は大貴に抱きついていた______
・
有岡「…どうしたの？ A。」
私が抱きつくと、すぐに大貴は私の腰に腕を回してくれて、私が落ち着くように背中をポンポンとリズムよくさすってくれる。
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幸いにも私たちがいる場所は患者さんが全くと言っていいほど居なかった。
・
『ごめっ…ん、
大貴、私のために、
仕事もしてくれたのに…、
嫌な態度とったりして…、』
・
溢れ出てくる涙を自分の手で拭いながら話すと、それに気づいた大貴は自分の胸に私の顔を当ててくれた。
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さくぴい(プロフ) - 知暖さん» ありがとうございます！続編作りました^ ^よろしくお願いします！ (2017年12月24日 19時) (
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さくぴい(プロフ) - ひかにゃん愛ingさん» ありがとうございます！続編作りました^ ^よろしくお願いします！ (2017年12月24日 19時) (レス) id: 50fdea11ab (このIDを非表示/違反報告)
さくぴい(プロフ) - ひかりさん» ありがとうございます！続編作りました^ ^よろしくお願いします！ (2017年12月24日 19時) (レス) id: 50fdea11ab (このIDを非表示/違反報告)
さくぴい(プロフ) - 愛 夢さん» ありがとうございます！続編作りました^ ^よろしくお願いします！ (2017年12月24日 19時) (レス) id: 50fdea11ab (このIDを非表示/違反報告)
さくぴい(プロフ) - オムライス小娘さん» ありがとうございます！続編作りました^ ^よろしくお願いします！ (2017年12月24日 19時) (レス) id: 50fdea11ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくぴい
| 作成日時：2017年12月10日 16時
