うちの長谷部がヤンデレですｯｯ(2) (ページ16)

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式神ページ16

加州「えーー！！！主、しばらく帰って来れないの！？」

『まぁ〜そういうことになるなぁー…』

今剣「あるじさまがいないなんて！！ぼくいやですよぉ！！！」

乱「主さん…本当に行っちゃうの？」

『ゔｯｯｯｯ……う…うん…』

あかん…その顔はくるｯｯｯｯ

五虎退「主様…主様がいないなんて僕…耐えられませんｯｯ」

短刀たちはみんな寂しそうな表情をする

うぐっ…ウチもみんなと離れたくないよォ…

三日月「ふむ…主が不在になるのは寂しいが、何も一生離ればなれという訳でもあるまいよ。」

なぁ、主？と三日月はウチに問いかけた

『うん、そうやで、…だいたい2週間くらいで帰れるはずや』

もしかしたら少し長くなるかもしれんけど…

そこは言わんとこ

兼定「主がいないとなると…本丸の運営は誰がやるんだ？」

『そこは心配せんでウチの式神が変わりにするけぇ』

全員(刀)「式神？？」

『うん、出ておいで』

ウチが声をかけると牡丹の花びらが舞い散る

そしてウチの目の前に綺麗な黒色の長髪イケメンが現れた

姿は、和服を着ていて、その上には羽織もの、服といい髪といい全て黒

肌は青白く、瞳は紅、そしてなんと長髪

ハイ、ウチの大好物です(おい)

その″式神″はウチの手を取って口付けをする

？？？「やぁ、久しぶりやね″花嫁さん″」ニコッ

全員(刀)「はｯｯ花嫁ぇぇ！？！？」

『久しぶり、白露(はくろう)』

そしてこの式神、なんとガチ神

確か蛇の神さんやったかな

え？じゃーなんで神様が式神になっとんのかって？

いや、散歩がてら山に行ったらおって、

傷だらけで倒れてたから治してあげて

お腹すいてたみたいやからおにぎりあげたら

恩返しとかなんとか言って着いてきて、帰って言うたら

「あんたは小生の花嫁さんやからなぁ〜」

と言われる始末、仕方ないから式神として置いてあげてる

まぁ経路はこんな感じ、うん我ながらツッコミどころ多いな！！

白露「なぁ〜花嫁さんいつになったら小生のとこに嫁ぐん？」

『冗談は寝てから言うてくれ』

ハァ…とため息つくと白露は撫で回すように後ろに来てぎゅっと抱きしめる

白露「ん〜、つれないわぁ〜小生は花嫁さんのこと好きなんよ？」ぎゅ

『ｳﾞｯｯそれはやめぇｯｯって言うとろうｯｯ心臓に悪いねんｯｯ
あとウチは花嫁ちゃうわ！！』

白露「ふふふ、そういうところが可愛ええのにぃ〜」