どうやら事件のようだ ページ13
むすぅと頬を膨らませてウチを見る
『ヴぁッッッッ』
可愛すぎか!?
こんのすけ「えっと…近侍の方にもお話を」
長谷部「なら俺だな」
そして勝ったと言わんばかりに加州を横目で見て鼻で笑った明らかに煽ってる…
加州「ムゥゥゥ」
『やめんかい』ハァ
長谷部に軽くチョップした
長谷部「うっ…すみません」
しゅんとした様子
『まったく〜…ごめんな、加州』
加州「ふん、主は俺より長谷部の方がいいんでしょ」
加州はぷいっとそっぽ向くあかん怒らせてしまった…
『そんなことない!!ウチは加州も大好きやで!!!』
そして加州の頭を撫でる
加州「……ま、いいよ今回は許してあげる」
加州は撫でられて満更でも無い様子
『ありがとう』ニコッ
こんのすけ「では、主様のお部屋でお話しますので主様と長谷部殿はついてきてください!」
『おっけー』
長谷部「わかった」
加州と大和守に手を振ってウチと長谷部は大広間を後にした
────
──────
─審神者の部屋─
『審神者失踪事件?』
こんのすけ「…はい、最近はその事件で被害がどんどん大きくなっているんです。そこで主様にはこの事件を解決して頂きたいのです!」
こんのすけから集めた情報の資料を1冊取って中を確認する
『ふむ…審神者が失踪…それも新人の審神者…または見習いばかり狙われていると』
随分と極端やな
こんのすけ「その通りです!!さすが主様!!」
こんのすけはキラキラとした表情でウチを見る
『いや、資料で見た事そのまま言っただけやで…』
こんのすけ「いえいえ!!主様は凄いですよ!!」
『そ…そう?』
長谷部「これは…随分と計画されている犯行ですね」
長谷部は他の資料を確認しながらウチを横目で見た
『やね、確実になにか企んで犯行してるな』
長谷部「ですね」
なんか刑事ドラマみたいやな
結構楽しいかもw
こんのすけ「それで…主様にお願いがございまして…」
『ん?お願い?』
こんのすけ「……ある本丸に侵入して欲しいのです…」
『……へ?』
ある本丸に侵入??
長谷部「何故わざわざ主自ら他の本丸になぞ行かねばならん。それも侵入だと?貴様、ふざけているのか」
長谷部はギロっとこんのすけを睨む
こんのすけ「ひっ…えっと…それは…」
『こら、長谷部、こんのすけを怖がらせちゃダメでしょ』
長谷部「ですが…」
『こんのすけ、その本丸に何かあるんやね?』
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作者名:闇猫 | 作成日時:2022年9月19日 22時