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「聞きたいなーと思って」

「ちょ、ゆうといるから…」


肩にある裕翔の手を掴んで離そうとするいのちゃん。


…なんか浮気現場を目撃してる気分。

まあ、見た目俺なんだけど。


「風呂入ってるから大丈夫だよ。
ねえ、好き?」

「うん…」


ほら、やっぱ うん しか言ってくれない。


「好き?嫌い?」

「……すき」


おおお。

裕翔すごい、その手があったのか!

しかも、ちゃんと好きって!


俺が声にせず喜んでると、見つめ合う2人の顔がだんだん近づいていく。

…あれ、なんか雰囲気が。


「いのちゃん…」

「やまだ…」


えっ、えっ?

うそだろ裕翔?


人ってこうやって浮気しちゃうのか?

いや、いのちゃんは俺だと思ってるから悪くない……いや、まてまてまて。





「お前、だれ?」
「だめーーーーーー!!!!……えっ!?」




思わずドアを開けて俺が飛び出したのと、

いのちゃんが裕翔の肩を押してそう言ったのはほぼ同時だった。


「えっ、ゆうと!?風呂入ってたんじゃ…」

「うわーんいのちゃん!」


いのちゃんが俺じゃないと気づいてくれたことに感動して、思わず抱きつく。

キスしなくてよかった!


「ちょ、ゆうと抱きつかないで!山田が見てるのに…って、そうだ、こいつ山田じゃない!だれ!」

「いのちゃ、落ち着いて」


パニックになってるいのちゃんを見て、爆笑してる裕翔。


「えっ笑ってるこわい!もしかして、」



もしかして、俺と裕翔が入れ替わってることに気づいて「山田って二重人格なの!?」


がくっ。


真面目な顔してそう言ったいのちゃんに、

さらに爆笑する裕翔と崩れ落ちる俺というカオスな空間。


とりあえず立ち上がった俺は、いのちゃんをソファーに座らせることから始めた。

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ゆず(プロフ) - みうさん» 初めまして。お返事遅くなり申し訳ありません。こちらこそこんなお話に目を止めてくださりありがとうございます。嬉しいお言葉をいただき恐縮です。これからも頑張ります! (2020年1月17日 22時) (レス) id: 8fbc10e54a (このIDを非表示/違反報告)
みう(プロフ) - はじめまして!すごくドキドキさせてもらいました!!空気感が好きすぎました…しばらく生きていけそうですm(__)m二人の供給ありがとうございます!! (2020年1月15日 11時) (レス) id: 12483a5c68 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - JUMP の虜♪さん» ありがとうございます〜!ゆるゆるとした活動ですがまたぜひ遊びに来てください。 (2019年2月18日 17時) (レス) id: 8fbc10e54a (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - shootingstarhapさん» お待たせしました…!ご期待に添えたか分かりませんが、そう言っていただけるととっても嬉しいです。ありがとうございます! (2019年2月18日 17時) (レス) id: 8fbc10e54a (このIDを非表示/違反報告)
JUMP の虜♪ - 番外編もすっごい良かったです!!他の作品も楽しみにしてます! (2019年2月17日 14時) (レス) id: 5a3b5569f1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆず | 作成日時:2018年12月18日 17時

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