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俺は寝室のクローゼットにダッシュした。
「ん？何持ってきたの？」
「これ、絶対裕翔に似合うと思ってたんだ！」
持ってきたコートとハットを被って鏡の前に立つ。
「めっちゃ似合う……！！」
この服買ったのはいいけど、俺の身長じゃ なんか上手く着こなせなかったんだ。
でも、目の前にいる裕翔にはぴったりと言うくらい似合ってる。
…てことは、あの服も！
今までネットでポチッたけど、イマイチしっくり来なかった服を鏡の前で合わせまくる。
「うおおおお」
さすがメンノンモデル！楽しい〜！！
「あはは、なに1人でファッションショーしてんの〜！
ねえ、メンバーに写真撮って送ろうよ」
「いいね！」
そう言って携帯を手に取ると、ちょうどメッセージの通知が来た。
見てみるといのちゃんからで
『おはよう。今から家出るね』というもの。
はっ！
そういや久しぶりに2人ともオフだから俺の家でゆっくりしようって言ってたんだった…！
ちゃんとアラームまでかけてたのに衝撃ですっかり抜けていた。
さっきまで不安なんてどこかへ行って盛り上がってたのに、一気に現実に引き戻される。
「どーしたの？」
「今からいのちゃんが家に来る…」
「あ、そうなんだ！」
いや、別にバレたらいけないわけじゃないし、正直に言ったらいいだけなんだけど。
せっかくイチャイチャ出来ると思ってたのに、裕翔の身体のままだと困る！
「裕翔！今すぐ元に戻りたいよ〜〜！
どうしたらいいんだよ〜〜！」
「そんなこと言われても……あっ、ちょうどいいじゃん！
俺が聞いてあげるよ」
「へ、何を？」
「いのちゃんが山の事ちゃんと好きかどうか」
裕翔が名案だと盛り上がる。
「えっ、いいよそんな、」
心の準備出来てないのにやめてくれ、と言おうとしたところで再び通知音が鳴る。
「あ、ほらいのちゃんマンション着いたって。
俺が合図したら山はお風呂入るフリしてドアの前で聞いててね。
もー、大丈夫だって！」
裕翔に流されるように頷くと、昨日の状態で酷いリビングを急いで片付ける。
ピンポーンと音がして玄関に向かおうとすると、
「俺が出ないと不自然でしょ。
とりあえず入れ替わったことは内緒ね」
と裕翔が追い越していく。
そっか、危ない。
俺は今は裕翔…裕翔…と呟いて玄関に向かった。
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ゆず(プロフ) - みうさん» 初めまして。お返事遅くなり申し訳ありません。こちらこそこんなお話に目を止めてくださりありがとうございます。嬉しいお言葉をいただき恐縮です。これからも頑張ります！ (2020年1月17日 22時) (
レス) id: 8fbc10e54a (このIDを非表示/違反報告)
みう(プロフ) - はじめまして！すごくドキドキさせてもらいました！！空気感が好きすぎました…しばらく生きていけそうですm(__)m二人の供給ありがとうございます！！ (2020年1月15日 11時) (レス) id: 12483a5c68 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - JUMP の虜♪さん» ありがとうございます〜！ゆるゆるとした活動ですがまたぜひ遊びに来てください。 (2019年2月18日 17時) (レス) id: 8fbc10e54a (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - shootingstarhapさん» お待たせしました…！ご期待に添えたか分かりませんが、そう言っていただけるととっても嬉しいです。ありがとうございます！ (2019年2月18日 17時) (レス) id: 8fbc10e54a (このIDを非表示/違反報告)
JUMP の虜♪ - 番外編もすっごい良かったです！！他の作品も楽しみにしてます！ (2019年2月17日 14時) (レス) id: 5a3b5569f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆず
| 作成日時：2018年12月18日 17時
