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それから数日。
やっぱり俺達は元に戻ることはなく、
不思議と共演者はおろか他のメンバーに怪しまれることもなかった。
やっぱりこんなに一緒に過ごしてきても案外わかんないものなんだね。
そりゃそうか、入れ替わってるなんて非現実的なことが実際に起こってるとは思わないもんね。
そしてついにやってきた、約束のご飯の日。
知念には3人でご飯に行く話はしたけど、山田が告白を考えていることは言えなかった。
だって、山田が俺を好きで告白するらしい、なんて恥ずかしくて相談できない。
とにかく、山田にお酒をいっぱい飲ませて今日はできない雰囲気にもっていこう！
そう意気込んで、仕事に向かった。
「い、いのちゃん、今日は来てくれてありがとね」
いよいよ始まった食事会。
場所はあの日予約したお鍋屋さんの個室。
緊張して噛み噛みの山田だったけど、テキパキと注文を取って何もしない俺たちに取り分けてくれる。
「いのちゃんは何が好き？これ食べれる？」
かいがいしく好きなものを聞いてる姿を見て、恋してるんだなぁとどこか他人事に思った。
ずっと知念の俺を見てにこにこしてる。
いや、ニヤニヤしてるって言った方が正しい？
そんな俺の視線に気づいたのか、山田がこっちを見た。
「はい、知念はしいたけ嫌いでしょ」
「あ、ありがと…」
俺には何も聞かず、当たり前のように目の前に取り分けられた皿。
俺はしいたけ食べれるけどね。
「いただきます。…うまっ！」
「………」
うわ、すっごいおいしい！
やっぱり冬はお鍋に限るなぁ〜、なんて普通に味わってると、
山田が不思議そうな顔で俺を見つめていた。
「……ん？なに？」
「あ、いや、なんでもない。
知念ここのつみれ好きだもんね」
…知念のことは何でも知ってるんだ、
なんて、ちょっとだけ羨ましくなった。
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ゆず(プロフ) - みうさん» 初めまして。お返事遅くなり申し訳ありません。こちらこそこんなお話に目を止めてくださりありがとうございます。嬉しいお言葉をいただき恐縮です。これからも頑張ります！ (2020年1月17日 22時) (
レス) id: 8fbc10e54a (このIDを非表示/違反報告)
みう(プロフ) - はじめまして！すごくドキドキさせてもらいました！！空気感が好きすぎました…しばらく生きていけそうですm(__)m二人の供給ありがとうございます！！ (2020年1月15日 11時) (レス) id: 12483a5c68 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - JUMP の虜♪さん» ありがとうございます〜！ゆるゆるとした活動ですがまたぜひ遊びに来てください。 (2019年2月18日 17時) (レス) id: 8fbc10e54a (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - shootingstarhapさん» お待たせしました…！ご期待に添えたか分かりませんが、そう言っていただけるととっても嬉しいです。ありがとうございます！ (2019年2月18日 17時) (レス) id: 8fbc10e54a (このIDを非表示/違反報告)
JUMP の虜♪ - 番外編もすっごい良かったです！！他の作品も楽しみにしてます！ (2019年2月17日 14時) (レス) id: 5a3b5569f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆず
| 作成日時：2018年12月18日 17時
