【31 days to vanish】IF【CS/派生】

┗関係 ページ9

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【関係】
・烏間 晴翔くん
「烏間センパイ」「晴センパイ」⇔「海崎」「翔」

出会ったのは去年の夏頃。
翔介があろうことかサッカーボールを晴翔くんに直撃させてしまったことがきっかけである。
衝撃的かつ申し訳ない出会い方ではあったが、現在ではマンガ好き仲間として関係が続いており、晴翔くんの部屋に翔介が入り浸るようになった。時折勉強を教えてもらうことも。

「あ"っ、……すんません！ 大丈夫すか、怪我とかは──……それなら、いいんすけど。お詫びとか、後でさせてください。ちゃんと謝りたいんで、クラスとお名前、教えてもらっていっすか？」

「うっは〜……！ いつ見ても凄いっすね、冊数！ 俺ほとんど電子なんでこういう見た感じの楽しさ？ 感動？ みてーなのぜんっぜん無いんすよ。整理整頓の才能あったら俺も紙の方買ってました、ぜってーそうです！」

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・弗蘭 充凰さん
「弗蘭センパイ」「充凰センパイ」⇔「翔介くん」「翔介」

出会いは7月以前。翔介が上手く受け取れずに転がっていってしまったサッカーボールを充凰さんが拾ってくださったことが始まり。後日廊下ですれ違い、翔介からお礼も兼ねて話し掛け、改めて自己紹介。

夏休みに入る少し前、友人からの誘いで勉強会をすることに。そこで一瞬だけ見えた充凰さんの悲しげな表情が気にかかる。
以降、翔介は話し相手が「充凰さんは何でもできていい」という発言をするたびに話題を逸らしたり、「本当に良いことなのか」と聞き返したりするようになった。
それを含めた出来事がきっかけとなり、結果的に充凰さんに裏の顔を明かしていただくまでに至った。

前述から察せられる通り、彼女のことを気にかけていた翔介だが、未だ先輩後輩止まりの関係だった。
それに変化があったのは充凰さんの誕生日当日。お祝いするために会う、そして近い将来消滅するという未来もあり、それらに後押しされる形で翔介が告白し、想いを通わせることができた。
(先輩後輩→恋人)

「笑顔って楽しい時とか嬉しい時とかに自然と出てくるもんでしょ？ ……でも、センパイのは、──ね、なんか辛いことないっすか？ 大丈夫って言いますけど、それ、本心すか」

「俺みてーな馬鹿はまどろっこしいことできませんから。好きって言ったら好き、それ以外無いんで！ そのまま受け取ってくれたら、嬉しいです」

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